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タコのターくん うみをでる 【11/1000*絵本】

兵庫県民としては明石のタコを思い出したので、表紙でパッと見て選んだ絵本。

「タコのターくん うみをでる」
内田 麟太郎 (著)、 井上コトリ(イラスト)

【内容】
タコのターくんはうみをでて、そうげんまで出かけることになりました。ライオンのラオくんから手紙がとどいたのです。うみからでるときは、タコ水をいれたすいとうをもっていきます。つかれたら、あたまのてっぺんをぬらせばいいのです。くにゃくにゃぺたん。ターくんがさばくをあるいていると、ガラガラヘビにあいました。「おい、タコ!」ガラガラヘビはどくのあるきばをみせつけました……。ユーモアたっぷりの絵童話。

【感想】
まず惹かれたのは、イラスト。ほんわかとしてる感があって、いい意味で気が抜けた。
ボールペンで本当にラフに描かれた感じで、そこに水彩で色付け。なんなら絵はヘタウマ系と思う。少し田辺誠一さんと通じるものを感じる(付箋めも使ってます!)。田辺さんよりは線が細い。

内容はタコが冒険というか砂漠へお手伝いしにいく。そこで巻き起こる出来事をゆるっと描いてある絵本。

絵本の世界は、空想でもあるんので、現実的な話は抜きだ。タコの8本足が大いに活躍する。仲間が助けてくれ、砂漠から海に帰ることができるんだけど、その時のポイントは「涙」だろうか。仲間のために流す涙が尊いということが、教えのひとつかもしれない。

【絵本のキーワード】
ほんわか やさしさ ヘタウマ ゆるゆる系 仲間 癒し


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