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茶道をたしなむ。「ねこじたなのにお茶がすき」 【101/1000*絵本】

ねこじたじゃないけれど、気になったので。

「ねこじたなのにお茶がすき」今江 祥智(著)、ささめやゆき(絵)

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【内容】
きものだってせいざだってばっちりさ。よく「おぎょうぎいいね」ってほめられるんだ。でも、あつすぎるお茶はちょっとにがて…。だって、ねこじたなんだもの。今江祥智&ささめやゆき、はじめての共作でおくる、ちょっとふしぎな「茶の湯」がテーマの物語。お茶はむずかしい?子どもにはまだ早い?いえいえ大丈夫、だって、ねこたちも好きなんですから。

【感想】
文章がちょっと落語調。いや、落語じゃないかもしれないけれど、なんか日本昔話的な語り口で描いてある。猫が最初から出てくるのだけど、名前はないとなってて、「吾輩は猫である」をちょっと意識してるのか!?

ユーモアたっぷりのお話で、茶の湯の礼儀とかに展開していく。猫がかしこまって座っていたり、お茶をすする様子がおもしろい。猫が最初は茶道を楽しむところから、人間も一緒になって茶道を楽しむ。

内容にあるように、最後にクレジットを読んだら「茶の湯」の普及のためにつくられた絵本でした。

私ももう正座とかきついだろうな。。。

【絵本のキーワード】
茶の湯 礼儀 猫 猫舌 ユーモア


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