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【グループ展】ネコポストカード展 in LA


コロンブスさん主催のロサンゼルスで行われる猫のポストカード展に出品しました。

場所はロサンゼルスのアーティスティックなブックストア “Pop Hop Books & Print”というところ。 いろんなもののテーマで年に何回かポストカード展を開催しているようですね。

出品したのは個展の際に作った愛猫のポストカードです。
異国に自分の商品が並ぶのはとても不思議な気持ちです。可愛がってもらえたらいいなあ。

愛猫


海外に作品を出してみたい、という目標があったのでその情報収集をする中で見つけた企画となります。
主催のコロンブスさんは「海外にあなたの作品を届けます」という理念のもといろんな企画を発表されています。サイズやテーマの規定はありますが、海外出品へのルートが分からなかった私にはとてもありがたいです。

切り絵の良さはやはり原画を見てもらいたいところですが、
海外への輸送面のハードルや出展規定を考えるとサイズをもう少し小さく作らないといけないという新たなサイズ指標も見つかりました。(A2サイズくらい)

展示成果

展示成果としては、3枚 現地の方に購入いただきました。
全部で5枚送付したので完売とは行きませんでしたが、それでも数々のネコポストカードの中で愛猫を手にいただいたことは大変嬉しく思います!

あら可愛い
会場風景
お店の外観。どことなく海外感を感じる。

保護猫活動も…

今回とても素敵だな、と思ったのが、現地保護猫団体とコラボして、保護猫の譲渡活動なども実際に会期中に行われたことです。
自分の作品が間接的に猫の助けになるなんて素敵すぎると思ってほっこりした気持ちになりました。遠い異国のお猫が寒くないクリスマスを過ごすための一端を担えたことを誇りに思います。

譲渡会の雰囲気は日本と似ているな、と思いました。
みんな飼い主は見つかったかな

費用や準備

私が本展示を知ったのはInstagram経由でした。(ストーリー)
海外出品ということもあり、いささか不安だったのでネット上で色々とかこの出品者さんのブログなどを探したこともあり、私も情報をまとめておこうと思います。

専用フォームで申込後にメールで画像審査のことや募集要項がきます。
Aプラン、Bプラン、オプション選択が必要ですが、費用形態や各プランに含まれるものも
かなり明確で分かりやすかったです。

お問合せ→正式申込→画像審査→合格の場合は入金→作品発送→受領連絡

お問合せ回答も一両日中でストレスなく、作品の受け取り連絡もきちんといただけたので手続き自体はとても簡単でした。
受領連絡後は会期調整やフライヤーの情報共有があり、本番を迎えるという形です。
本番も週1くらいの頻度でレポートとして現地の写真を共有いただけます。
会期終了後は、展示全体のレポートとして写真共有と販売実績の連絡がありました。
(来場者数などの報告はありません。本屋さんの一角なので来場者数の割り出しは難しいのかも?)

見てくれてる見てくれてる

今回は私が申し込んだのは、Aプランでの申し込みのため、18,000円でした。
1デザインのみ最低限出品コースです。
プロフィール英訳やブックへの掲載を希望する場合はもう少し上がります。

海外への出展を考えるにあたって、いつか作らないといけないと思っていたプロフィールの英訳作業をこの機会にできてよかったです。
日本語のプロフィールもこれを機に整えられました。

今回はポストカード5枚の出展(販売価格も数ドル)に対して、18,000円の出展料なので、かなり費用としては割高かな印象を受けます。instagramのフォロワー数に大きく変動はありませんでした。ここのあたりは出展目的次第ですが、自分で積極的にタグ付けと広報など動く必要があります。展示風景から分かるようにポストカードサイズで数十人のデザインが並ぶことになるため自分のプロフィールへの誘導は工夫が必要だと思いました。
海外への出展未経験の方や、海外の人にどのような評価を受けるのかを知りたい、という方への初手としてはかなりわかりやすいのではないかと思います。
ポストカードなので作品輸送の労力もかからないのもよかったです。
私は英訳作業など溜めていた作業をやることができたのでかなり満足しています。

来年は作品本体をどこかの国に出品することを目標にします!

気になった方はぜひお問合せをしてみてください。

展示情報

開催日程
2022/12/1-12/11

開催会場
Pop-Hop Books &Print
5002 York Blvd, Los Angeles, CA 90042, United States

営業時間 毎週木曜から日曜 10AM - 6PM 
(営業の時間につきましては変更可能性あり)


今年の出展もこれでおしまいです。
来年は傑作を生み出せるよう、大型作品の作成と海外出展に向けて精進します。

切り絵作家 ひら子

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