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コンビニで沢山の種類のタバコが売られることが「意味(価値)」にされてしまった日(修正あり)

 山口周さんの記事が出てきて、これはと思って途中までふんふんと感心して読んでいたら、途中から「コンビニではタバコが100種類以上売られているのは『意味』である」「ハサミは『価値』だから一種類しか売られない」という解釈がなされていて、椅子から落ちそうになりました。

 タバコが多種類売られている理由は、タバコの流通と日持ち、利ザヤから見てのことで、アイテム数が多いのはコンビニ業界的にはみんな早くやめたいことのひとつです。理由は、アイテム数を減らしても顧客の再訪率が(たぶん)下がらないから。もう一つ言えば、作業・置きスペース単位当たりの利ザヤが大きいけど、あんまり回転しないから。

 補遺の議論はいくつかありますが。

 で、途中から『意味(価値・差別化)』と『機能(コスパ)』の話題に繋がっていきます。話としては山口周さんの内容に首肯しますが、残念ながらタバコの多品種取り扱いは卸と利ザヤ、棚の回転の問題だけなのでこれを『意味がある』カテゴリーに入れられてしまうと腰が砕けます。せめて昼食の弁当にしてほしいです。

 昼間人口の多い地域のコンビニは昼間に売られている弁当の種類と欠品状況で如実に再訪率が上がったり下がったりするので、今後講演でこの話題を使われるときはぜひタバコではなく弁当を題材にして喋ってほしいなあと思いました。

(修正 20:03)

 ご指摘があり、表現を一部修正し、内容を追記しました。

 ご指摘賜りありがとうございました。



神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント