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ちょっとそこの貴方、宅録吹替仲間になりませんか?

こんにちは。奥田桐子と申します。
宅録でナレーターと声優をしています。
ここ1年は海外のサイトでお仕事を受注していました。
1年間で、CMやオーディオブック、アニメやゲーム音声、映画の吹替など、いろいろな仕事をさせていただきました。
どれも本当に楽しく精一杯やらせていただきましたが、やはり長いこと演劇をやっていた私にとって一番楽しいお仕事は吹替。

アプリCMとかアニメのキャラクターの吹替も多いんですが、なかでも楽しいのは実写の人物に声をあてる仕事。
意外にも、フリーランスでやってるわたしのようなものが応募できるようなドラマや映画の吹替の仕事が、海外のサイトだと見つかるんです。
(中にはアマプラ公開作品とかもある。でもそんなの関係ない。媒体がなんであろうと今まで声録ったひとつひとつの作品がすごくプレシャスな一点ものでした。)

これからはドラマ・映画などの実写動画の吹替の仕事に力をいれていきたいな〜、と思っていた矢先、壁にぶちあたりました。

クライアントさんによっては、
「知り合いの日本人男性のキャストと一緒に録音しちゃって、全部できた状態で納品してよ。」
という要望をだされる場合があるのです。

そりゃそうだ。
キャスト男女数人に各々連絡とって、納品できたかミスがないか確認して…とかやってたらクライアントさんも大変だもんね。

しかし、そんなこと言われても、いないんだよな。近くに。
ていうか遠くにもすぐに声かけられるような人いないし。
いるっちゃいるけどすぐ空いてない場合もあるし…。

ということで日本のクラウドソーシングサイトで募集をかけてみたんですが
これもよくないですね。
なんていうか…みんな焦って応募してくるから、いいかげんなんだよな。
男性声優少ないし。
(女子は男性キャスト募集に応募すなっ。みんな募集要項よく読んでー。)
そしてサイトに手数料もとられるし、時間と手間もかかってします。
他の録音の仕事をやりながらだと現実的ではない。

そうこうしているうちに、吹替の仕事、うまいこと面接までたどり着けたのに3個くらい逃してしまいました。
(その中にはアマプラ公開作もあり…!でもそんなの関係ねぇ…)

ということで、この1年、同業のお友達は数えるほどしか作ってこなかった私ですが、そろそろ仲間をつくるべきだ。と思い至りました。

いや〜でも声優のお友達って、、、どうなんでしょう。
わたしアニメの吹替の仕事やってるのにごめんなんだけど、今の日本のアニメって全然わからないんだよ。ジブリくらいしか見ない。
さいごにハマって見てたテレビアニメって魔法陣グルグルとかコジコジとかだし。(小学生時代…。中学時代はゴールデンエッグのDVD。高校時代はアニメじゃないけどOh,マイキーとか見てたな…。)
男性で声優さんって、やっぱアニメとか好きでやり始めた人ばっかりなのかしら。やっぱ呪術回戦とか鬼滅の刃とか好きなのかしら。
(それすらもう古いのかしら!)
そんな方々と、最終アニメ歴グルグルとかコジコジの私が話合うわけない…。

いやアニメじゃなくて、海外テレビドラマとか洋画好きで吹替声優になった人もいるんじゃないか?
…でもなー。わたし洋画は、完全に字幕派だし…それに周りでフリーランスの洋画の声優って見たことない。もう有名になってる人しか知らんわ。

…なんか
男性の声優さんと仲良くなれる気がしない…!

う、う〜ん、そういえば、昔、大手の劇団の舞台役者やってた友達が韓国ドラマとか洋画の吹替やってたような…!
ってことは役者さんでもいいってこと!?
あ、でも宅録設備あったほうがいいからな….。

とか言ってたらもう気分的には八方塞がり!
(現実的にみたら別に話が合わんでも一緒にやったらいいやん)

いやいや、とにかく一人でいいから、一人くらいだったら上記のカベをすり抜けてちょうど条件ピッタリの人がいるんじゃないか?
仲間募集の前に目の荒いふるいで応募しなくてもいい人をふるい落としただけであって。

ということで、おまえ、仲間になれ!(ルフィ)

男性の、宅録できる吹替声優さん、
わたしが海外から受注したお仕事の男性役の録音をお任せしますので、もし、「あ、俺も魔法陣グルグル見てたわ。」と言う方は、「どうも、僕です。」とご連絡ください。

条件をまとめますと、
1、宅録の設備がある。
2、吹替の経験がある。(アニメでも実写でも可。)
3、複数役できる。
4、できれば、ある程度英語がわかる。(元言語が英語のものが多いので。)
英語で仕事していた経験があり、海外クライアントからのディレクションを英語で読むことができる方は、私の手間が減るので若干ですが給料アップします。
なお、翻訳もできる方はクオリティ次第ですが翻訳のお仕事もまわすことがあります。
5、約束を守る誠実な方。
連絡からできるだけ24時間以内返信。
納期にかならず間に合わせる。
誤字脱字滅多になく台本どおりに収録することができる。
ひとつひとつの作品を流れ作業ではなく丁寧に心を込めて仕上げることができる。など、プロとして基本的な礼儀を淡々とできること。

お給料は、お仕事によって様々です。
この試みが初めてと言うこともあり、最初は10分の作品で2000~3000円くらいのことが多いかと思います。
ただ、30エピソードとかまとめて依頼されることも多いので、まあまあな金額になることもあります。
なお、頻度は1ヶ月に1回あるかないか。です。もしかしたら半年以上無い場合もあります。
納期は週5回とか1ヶ月で30エピソードとか、これもばらつきがあります。
参考までに、私は小さい子供がいて平日9−17時しか収録してませんが全然なんとかなりますし、なんとかならない仕事は断っています。
私がお仕事の紹介をした時に無理そうであれば断っていただいても構いません。
臨機応変にやっていきましょう。

興味があって連絡をくださる際は、kiriko.okuda@gmail.comにお願いします。
まずは「ちょっとやってみたいんですが。詳細きかせてください。」とか簡単な連絡でかまいません。
できれば演技と音質チェックのためになんでもいいのでボイスサンプルを送っていただけますとスムーズです。
今後お仕事をご紹介する可能性のある方には返信をいたします。
絶対に仲間になりたいのに3日以上メール返信がない方は、お手数ですが私のinstagramとかTwitterとかのDMなど他の手段でご連絡いただけますと幸いです。

ちなみに、ここまでぜ〜んぶしっかり読んでくださった鋼の忍耐力をお持ちのあなたはメールの文面を「どうも僕です。」から始めてください。
そうすると、あ、全部ちゃんと読んだ人だ!とわかりやすいので。
(キャラじゃないなと思う人は…まあ…やんなくてもいいです。)

それでは!我こそはと思う方は連絡くださーい!

いつもありがとうございます。あなたのサポートがまわりまわってあなたに還ってきますように。