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近況報告って大事だな 2022年4月


こんにちは!
奥田桐子といいます。ここ数年フリーで日本語教師をしていましたが、いろいろあって宅録ナレーターや声優をしています。
自己紹介もそこそこに、近況報告をさせていただこうと思います。

ネット上で近況報告しとくって大事だな
先日、ナレーションの仕事で、他の人に仕事をふるという機会があったのですが、そのときに、
「この人、仕事ふっていいのかな?」
「忙しいかな?」
「この金額でこの仕事やってくれるかな?」
とちょっと悩んだんですよね。

だから、そんなときに相手方のブログかなにかでその人の最近の仕事の様子とかわかるとスッと躊躇せず声かけられるなあと。
(もしくは「あ、この人忙しそう」とか「金額があわないかも」とかですぐに他の人をあたるのを決められる。)

ということで、役立つ情報をブログで発信してフォロワーをふやそう!とかそういうことはいったん脇に置いといて、
別にフォロワーが少なくてもブログを更新していこうと思います。

ということで2022年4月の近況。
◯毎日フルタイムでナレーションと声優の仕事があります。
 これはナレーションの仕事を2021年8月に始めたときには思いもよらなかった事態です。
(あ、安心してください。これは私が「上手だったから」では無いと思います。
この話は宅録ナレーターとか最近はじめた人に役立つと思うんで後々別のブログで書こうと思います。)

ナレーションの仕事って自分にとってほんっとうに楽しくて、今までしてきた仕事という仕事の中で一番大好きで、朝起きる時も「今日はなんのナレーションやろうかなっ」とわくわくしながら起きるくらいだったんです。
が、そんな大好きなナレーションの仕事でも、やりすぎるとさすがに疲れるみたいで、3月最後の方になるとうんざりしてきちゃったんです。
あ、収録始めたらめちゃめちゃこだわって作ってますんで発注者様は安心してください。
ということで、今は自分が大好きなお仕事2件ほど残して、少し休み中です。

日本語教師としてオンラインレッスンもしているんですが、今は飛び込みで予約された発音やスピーチの練習をしたいという日本語学習者さんだけなので、だいぶ少ない時間数です。
あと、実は毎月日本人ビジネスマン向けのスピーチ練習会に話し方講師として参加していましたが、コロナの影響などでこれも休み中。

そんな「しゃべる」「話す」関係のお仕事をしながら、アレクサンダーテクニークというとても説明が難しい身体や精神の表現のコーチング?のようなメソッドのティーチャーライセンスをとるべく勉強もしていましたが、これもおやすみ中です。
お、結構いろいろお休み中であることがわかりました。

だけど、お友達からお仕事の話をいただくとすごく嬉しいので、もしよかったらどう言う方法でも何時でもいいので声かけてくださいね。土日だと子供いるんで返信遅くなります。
(こういう連絡って何時頃何曜日連絡するか迷うよね)

どんなお仕事をしているか
主にナレーションのお仕事でどんなジャンルをやってるかについてです。
私は、国内も海外もクラウドソーシングサイトで受注しています。

とにかく海外の方から来るお仕事がおもしろすぎて...w
バングラデシュのアベンジャーズみたいな映画のムービートレーラーのナレーションとか、あと、「にゃ」っていう声録ったりとか...
他に、海外からは映画やCMなど人間が動いている動画に吹替したり、アニメ・ゲームのアフレコもあります。
オーディオブックもやったし、寝かしつけ動画の朗読もありました。
お仕事の中で特に好きなのは、ミュージシャンとかムービーディレクターから、アートとして日本語を曲や映像に吹き込んでくれといった仕事ですね。
20代そういうデザインセンスや演出力、音感が問われる舞台作品をつくっていたので燃えます。
あと、やはり日本語教師やってるってプロフィールに書くと、日本語教材の仕事がたくさんきます。ていうか日本語教材のナレーションって、実際日本語学習している人に教えたことがある人がナレーションやった方いいんじゃないだろうか。ってすごく思う。
...海外からの仕事、この短い間にいろいろ経験させていただいてほんと楽しかった。機会があれば詳しくブログで紹介したいと思います。

国内からのお仕事は、Youtube広告(無料でYoutubeみてると流れるアレですね。どれか私の声かもしれません。)結構多かったですが、今は圧倒的に海外からの仕事の分量が多いので、国内からのお仕事で継続してるのは2本だけです。
日本語学習系の番組と、
あと、一番好きで毎週台本が来るのが楽しみな『脱力系』と言われるしぜ〜んな声で話すYoutube漫画番組をやっています。(Peeping lifeとかマリマリマリーとか想像していただけるとわかりやすいかと)
好きすぎてもはや仕事じゃなくて癒しになりつつあるこの脱力系漫画番組ですが、どうやらYoutube番組というのはブログやSNSで無闇に宣伝するとアルゴリズム的によくないらしいので、公開しません。実はわたしも完成品見たことない!番組名がめちゃくちゃ有名になったらその時は「アタシこれ声やってるの」って言おうかな。

わたしは演劇も長かったし、音響についても最初からやや覚えがあったので、ナレーションも声優も割と最初から仕事として成立しました。今はまだ、選り好みせずに、いろんなお仕事しています。
もうあけすけに言っちゃいますけど現在は作業1時間で手取り4500円〜10000円になるような仕事に応募するか、依頼が来たら交渉するようにしています。
3分のナレーションでもCMとか、何回も取り直して整音もするので1時間以上かかります。だからまだ安いほうかと思います。技術あげていきたいです。
ただ、お金というより、好きで好きでしょうがなくてやっているところもあるので、安くてもやりたいと思った仕事ならやっています。

あ、ナレーションだけじゃなくて、動画出演もしてます。
主にYoutubeCMに使われる動画だと思うんだけど。副業アプリの体験者役とか、投資の体験者役とか、ジムの体験者役とか(笑)シャンプーで髪サラサラになった報告をする役とか。
体験者役ばっかだけど大丈夫かな(笑)視聴者さんに「あれ?この人どっかで...あ、副業アプリのCM出てた人?」とか思われないのかな。もちろん体験者役として動画出演経験があります、と言って応募してますが。
毎回思うんだが、動画出演は、ただ演技しただけで、「こんなお金もらえるとは。」という額がもらえます。実際仕事は「演技するだけ」ではなく、顔を出すこととかも含まれてるんだが。
昔演劇やってた頃は、演技すればするほどお金が減って行ってたのに...。(稽古場代とか、劇場費とかで)ブルーオーシャンで泳ぐとか、砂漠で水を売るとかって、こういうことか。

どんなお仕事したくないかというと...
やはりね。ナレーションのお仕事はB to Bですね。結局。仕事人が仕事人に物を売ってる構造。だけど、本当はB(ナレーター) to B(制作会社) to C(カスタマー)ですから。

制作会社さんや、制作チームの中に、「カスタマーを喜ばせる」ということを忘れている人がいると、その仕事は苛立つものになりますよね。

特に、海外の仕事で目立つのは台本作ってる人の手抜き。
少々間違えるくらいみんなあるんだけど、最近google翻訳とかAI翻訳は発達してきたせいか、そういうネット上で翻訳してそのまま台本として送ってきたりするクライアントさんもいるわけ。
それで、「これじゃカスタマーは離れていくよ。日本のカスタマーは誤字脱字結構きびしいよ」と言って直そうとすると「それはボスの確認が必要」とか「めんどくさいこと言ってないで間違っててもいいからそのまま録音して」とか言う人もいるんですよ。

わたしは世界のどこかでその誤字に「ああ゛?」ってなる人を発生させたくないので勝手に変えちゃって録音してます。ごめん。sorry。
自分のできる仕事が、まだこのくらいの温度で仕事してる人たちと同レベルなのかもしれないな、とう自省はしつつ、そのお仕事が終わり次第、blockします(笑)。sorry。
仕事はいろいろやり方がありますから、正直、丹精込めてつくりあげるよりちょっと手抜きしたほうが多くの人に売れるんですよ。そのセオリーは知ってるしそう言う売り方をする会社さんも頑張って誰かを幸せにしてください。とは思いますが、
私には合いませんので、合わないものは世界が交差しないように整理したほうがいいですね。

とにかく、私は、そのお仕事の給料が安かろうと高かろうと関係なく、時間かかるかもしれないけど、「ワオ!最高の出来になった!素晴らしい音源ができた!きっと誰かの役に立つ!」と思うまで納品しません。当たり前かもしれないけど。「仕事」ってそういうもんじゃないんすかね。

あと、嘘つく人は、いや。

シングルマザーとして5歳の子供を育てているしADHDとASDです。
いきなり自己開示。だが大事な情報だと思っています。
リアル生活の人間関係でも、これ言っとかないと自分か相手かが我慢したり違和感に繋がったりするんですよ。ネット上での発信って読んだ人とのコミュニケーションだと思うので、これは言っておきます。
私はシングルマザーで子供もまだ小さいし、ADHDとASD入ってるんで、
忙しいの無理なんです。
忙しいと忙しいの終わった後に1ヶ月くらい頭くるくるになっちゃうんだよね。(それが今かも)
だから忙しくするメリット全然ないんすよ。
だから「忙しくなりそう」と思った時点で大事そうな仕事でも遊びに行くお誘いでもお断りするようにしています。

いやあ、ひと昔前だったら、
「そこをなんとかがんばってくれない?」
とか言って仕事ふってきたり、
「絶対楽しいから来なよ!」
って、言われてるイベントに疲れちゃうから行かないって言ったら『あの人ゆとり世代かしら?』みたいに言われたりしてませんでしたか?(私はゆとり世代ではないが)
しかし何がどうしたのか、最近は
「自分を押し殺して何かするなんてやめよう!」
「その用事が本当にあなたの人生を豊かにするか考えよう!」
みたいな風潮が勝ってきてますよね。
「エッセンシャル思考」とか流行ったからかな。
でもよく考えたら無理してギリギリの顔してその現場にいるのちょっと迷惑ですよね。よく自分のその時の状況を予想してちゃんと断る人の方が誠実と思う。

つってさっきの「友達からお仕事きたら嬉しい!」っていうのと矛盾しとるやん。って思われる方もいらっしゃるかと思うのですが、、、
そうなんですよ。そこが矛盾してるから困っているんですよ。ADHDが発覚したのもいろんな仕事を「わあうれしい!」つって詰め込みすぎたときです。
放っておくとキャパオーバーして躁鬱みたいな状態になってくるんです。
なのでルール作って無理やり自分に制限を課しています。
ナレーションのお仕事は、こんなに短期間にたくさん仕事増えると思ってなかったんでバランスを探している最中です。
一度契約した仕事を「やっぱ無理です。」とか「納期遅くしてください。」とか言ったりすることは1回もしたことないですし、これからも絶対しないです。
しかし、どんなすばらしい仕事やイベントに誘われても忙しくなりそうだったら断るようにしています。断り方とかも下手なんですけど。嘘もつけないし。
なにか私に断られたらその仕事やイベントが嫌だったとかじゃない、と思っていただけるとありがたいです。


2022年4月はこのようなかんじで暮らしています。
なんか、企業さんに送るプロフィールにめちゃ私情を書き入れたもの、みたいになってしまった。
別にこのブログ、、、お仕事欲しいから書いたわけではないのでこんなこと言うのもなんですが、お仕事のご依頼や、日本語レッスン、スピーチレッスン受けたい方は、
kiriko.okuda@gmail.comにひとことくださーい。24時間以内に返信するはずです。


いつもありがとうございます。あなたのサポートがまわりまわってあなたに還ってきますように。