輝きの向こう側へ

 今日2020年7月26日でアイドルマスター(通称アイマス)が15周年を迎えた。それを記念して昨日今日とアニメシリーズや過去のライブ映像がライブ配信されている。しかも1日約15時間。昨日なんて17時間で、バカの考えたスケジュールである(褒めている)。昨日はアニメシリーズを配信していたわけだが、作業用にでもと軽い気持ちで流していたらまんまと見入ってしまい、結局ほぼ完走してしまった。そしてこれも現在進行形で配信している、2015年に開催された10周年ライブ映像を流しながら書いています。

 僕がアイマスに入れ込んだのは、アイドルマスターの中のシンデレラガールズ(通称デレマス)というシリーズのアニメがきっかけ。放映が2015年なのでまだアイマス歴としては5年のペーペーだ。ペーペーなりにアイマスの魅力は何かと考えた時に、それはやはり”ファンと共に作り上げてきたコンテンツ”これに尽きると思う。登場するアイドルを応援(プロデュース)するという意味でアイマスのファンのことをプロデューサーというが、ルーツであるアーケードゲームも、そしてライブも、その他のコンテンツもプロデューサーと共に作り上げてきた歴史がアイマスの魅力だ。特にライブではキャラを演じる声優さんとプロデューサーとの信頼関係や歴史の重みを感じることができ感動する。また、アニメではプロのアイドルを目指して奮闘する姿に力をもらえる。アイマス無印、デレマスのアニメ作品は下手なハウツー本を何冊も読むよりも学びがあるし、人生を豊かにしてくれるだろう。これは本気でそう思っている。

 そして何より楽曲が良いのです。”アニソン”という下地はありながらも、そこにさまざまな音楽のエッセンスを掛け合わせることでかなり攻めた曲作りをしているなと思う。我那覇響の「Pon De Beach」はサンバのような軽快な南米音楽を主体にしたダンスミュージックでありつつもその中にアーメンブレイクを捻じ込むなど音楽好きも唸らせるような楽曲になっている。


 好きな曲はたくさんあってここでは語りつくせないが、最近では今月リリースされたデレマスの「Drive My Way」はアニソンでここまで攻めても良いのかと思わされるほどフュージョンの要素強めでちょっと笑ってしまった。


 楽曲を聴いている時やライブに行った時にいつも思うのは、僕が好きで聴いているハードコアの精神性にも近いということだ。PMA的な解釈の曲も豊富で、ポジティブな気持ちにさせてくれる。アニメ作品の中でも周りの仲間を大切にする気持ちの大切さやや不屈の精神性が描かれている。これからも好きであり続けであろう作品。


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