ニンジャスレイヤーRPG「バイオアニマル・ファンダム」リプレイ(前編)

 この記事は、2019年1月10日から1月16日にかけてDiscordで開催されたニンジャスレイヤーRPGのセッションをリプレイに仕立てたものです。
 原作シナリオはこちら。原作者の古矢沢=サンはじめ、たくさんの方々が見学にみえました。この場をお借りして感謝を申し上げます。
 可読性を重点し、一部セリフの誤字修正や順序の入れ替え、ダイスの表記整理などを行っていますことをあらかじめご了承ください。

”見学の方の反応も、このようにして織り交ぜていきたいと思います”
――また、時折ニンジャマスターのコメンタリーもこのように挟んでいきた
  いと思いますのでご笑覧くだされば幸いです。

ニンジャマスター(以下NM):今夜のニンジャマスターはキリレンがお送りしてまいります。拙いニンジャリングでご不便をおかけすることもあろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。
ゴールドバックラー(以下ゴールド):ヨロシクオネガイシマス
ラウドビート(以下ラウド):ヨロシクオネガイシマス
バイブスランナー(以下バイブス):よろしくお願いします!
フリントロック(以下フリント):おまたせしました、よろしくお願いします

NM:ではまずこれは本来のニンジャマスターの作法ではないのですが、ソウカイ・ニンジャの皆さんに軽い自己紹介をお願いしたく。
NM:キャラが良く立つRPのセリフを1、2センテンスと、何が得意かとか境遇とかとかごく軽くでよいので。
NM:五十音順でゴールドバックラー=サンからお願いします。

ゴールド:「ドーモ、ゴールドバックラーです。今回のミッションの報酬はいくらだ?マネーマネーマネー!」
ゴールド:「俺のムテキアティチュードは実際ムテキだが、俺の後ろに隠れる奴は万札:1を要求する!」

◆忍◆
【ゴールドバックラー】
カラテ		4	     体力		4
ニューロン    	6	     精神力		6
ワザマエ		4	     脚力		2
ジツ		1(ムテキ)	DKK		0
金色のニンジャ装束に身を包んだ悪趣味なニンジャ。
金と派手なことが好きでニンジャになってからは空き巣、モータル狩りで稼いでいた。
派手にやりすぎたため、ソニックブームに有り金全部奪われたうえソウカイヤに忠誠を誓わされる。
拝金主義で金の入手を第一優先とするきらいがある。
◆殺◆


バイブス:「ドーモ、バイブスランナーです。知能指数が高いです」
バイブス:「趣味はテニスです。ヨロシクです」

◆忍◆
【バイブスランナー】
カラテ		4	     体力		4
ニューロン    	6	     精神力		6
ワザマエ		2	     脚力		2
ジツ		0    	DKK		7
センタ試験を勝ち抜いたエリート大学生だったが青春時代を勉学に捧げた反動から酒と薬に溺れ、
女子大生に猥雑な行為を働き退学。
そのままマケグミサラリマンとなるが会社でも女子社員に粗相を働きクビ。
世の中に失望し酒を飲んだくれていたところ、ニンジャソウルがディセンションしニンジャとなる。
上昇志向が強く、シックスゲイツ入を目指している。上司にこびへつらう傾向がある。
◆殺◆


フリント:「ドーモ、皆さん!フリントロックです。僕から溢れ出るインテリジェンスを感じるだろう?」
フリント:「それを以て僕のメイシとしようじゃないか!…実際テンサイは多くを語らない…!」 バイブスランナー=サンを一瞥する

◆忍◆
【フリントロック】
カラテ		1	     体力		1
ニューロン    	1	     精神力		1
ワザマエ		3	     脚力		4
ジツ		3(カトン)   	DKK		0
非常に気の弱い学生だったがセンタ試験に失敗してショック死、ディセンション。
ソウル自体は強力だが、カラテとメンタルが未熟すぎてジツが発現せず、
自分がジツを持っている事自体知らない。
◆殺◆


ラウド:「ドーモ、ラウドビートです。今日のミッションはなんだ?パンクしてやるぜ。大学よりもミッションの方がよほど面白い。」
ラウド:あまり奥ゆかしくないパンクス・ハンドサインを取りながら言う。
ラウド:「とはいえ俺の役割はスリケンとカナシバリ・ジツでの後方支援だ。最前線でのぶつかり合いはヨロシク頼むぜ」

◆忍◆
【ラウドビート】
カラテ		2	     体力		2
ニューロン    	3	     精神力		3
ワザマエ		6	     脚力		3
ジツ		2(カナシバリ) 	DKK		0
ピック型スリケンとカナシバリ・ジツを武器として戦うニンジャ。
元はパンクスバンド・サークルに属する無軌道大学生であったが、ソウル憑依後はソウカイヤに屈服。
パンクな見た目に反して小心者であり、長い物には巻かれる主義。
◆殺◆

バイブス:「どうやら私が一番知能指数が高いようですね😂 」
ゴールド:「なんだなんだ、どいつもこいつもガキばっかりじゃねえか。こっちはガッコのセンセじゃねえんだぜ?」
バイブス:「私は知能指数が高いうえに優しいので、皆さんの面倒を見てあげましょう」
フリント:「ヌゥーッ!言ってれば良いさ…!」
ラウド:ピックを弄んでいる
NM:では、改めましてはじめましょう。

”なんでこうニンジャとニンジャが出会って最初にする争いが知能指数なんだろう”
”もうすでにチーム内で知能指数の争いが発生している”
”同レベルなのでは?”


NM:君たちのIRCに着信が届く。それは高位のソウカイニンジャ、コッカトリスからの集合指令。ヨロシサン製薬のバイオプラントの一つにASAP集合、と。

バイブス:「あれ、フリントフロック=サンなんか雰囲気変わりました? 髪切りました?」
フリント:「流石の洞察力ですねバイブスランナー=サン、しかし外部記憶UNIXをインプラントしたらどうですか?僕はフリントロックです」
バイブス:「シツレイしました。印象が薄いので忘れました」
フリント:言い合いながら集合地点に向かいます
ゴールド:「ごちゃごちゃ言ってる場合じゃねえ。ビズだ。ガキども」
ラウド:「ゴールドバックラー=サンの言う通りだ、そろそろミッションだからシメていかないとな」ここぞとばかりに同調するラウドビート。

NM:黄色く着色しているマスが皆さんの初期配置です。分かりやすくどこにいるかをお願いします。
ゴールド:Gがゴールドバックラーの位置ということで
バイブス:バがバイブスランナーです
フリント:フにしました
ラウド:では「ラ」にします

NM:バイオプラントの一室では水棲系のバイオ生物を研究していたようで、池のような水源が両脇にしつらえてある。ドアを背に、ふたつの人影があった。ひとりは君たちを呼び出したソウカイ・シックスゲイツ、コッカトリス。そしてもうひとりは、このプラントの責任者と思しき白衣の男だ。
NM:「おう、来たか。ドーモ、コッカトリスです」
NM:「ドーモ、このバイオプラントの責任者、カマタと申します。この度はヨロシクオネガイシマス」続いて責任者が深々とオジギする。
ゴールド:「ドーモ、コッカトリス=サン。ゴールドバックラーです。この度のミッションの報酬はいかほどですか。」
NM:「そんなモノはミッションの働き次第に決まってんだろうが。ナメた口を利く暇があったら黙って話を聞け!」
ゴールド:「そんな!?最高額だけでも!」
ラウド:「ドーモ、コッカトリス=サン、ラウドビートです。お会いできて光栄です」
フリント:「ドーモ、コッカトリス=サン。フリントロックです。以後お見知りおきを!」スライディング土下座を決めながら
バイブス:「ドーモ、コッカトリス=サン。バイブスランナーです。今日もハンサムです」
NM:「ったく……おい、カマタ=サン。こいつらはまだ今回の事態について詳しく知らん、話してやれ」
NM:「は、はい!」君たちに見せるコッカトリスの迫力に失禁をこらえながら震える手でカマタは資料をめくる。

”バイブスランナー=サン、ケンカ売ってる?”
”「ね」が入っていないと自分のことを言っているとしか思えないのだ!”
”ソニックブーム=サンだったらもうソニックカラテの1発くらい飛んでいるのでは。”

NM:「――単刀直入に申しますと、今回、あなたたちをお呼びしたのは先週末、このバイオプラントから脱走したバイオ生体改造の被検体『オーハシ』の捕獲をお願いするためです。本来は我々が社内で解決すべき問題なのでしょうが、少々事情が複雑でしてね。あなたたちをお呼びする前から、コッカトリス=サンを始めとしたソウカイ・ニンジャの方々に色々とお手伝いをして貰っていたのにも関わらず、いまだに居場所さえ掴めていないのです」不安げな顔と声で説明を続けるカマタ。
NM:「本来は、居場所が分からなくなるなどということは、あるはずがないのです。オーハシの体内で生成される汚染物質は、一滴でも周辺地域一帯を致命的に汚染するのですから。ヨロシサンによる遺伝子改造が行われていない原始的な生物が、オーハシの周辺で生きていけるはずがありません。かならず痕跡が残るはずなのです。みなさん、こちらをご覧ください。」
NM:各自のIRC端末に着信がある。カマタからの被検体資料の送信だ。

【バイオ生体改造被検体:オーハシ】
:沼地やジャングルでの戦闘を想定し、サメニンジャ・クランのグレーターソウルを使用して
 作成されたバイオニンジャ。
:極めて強い毒性を持つバイオ物質「オオナルト」を体内で生成することができるが、
 攻撃に用いられるほど大量に生成するためにはまず「バイオ・ヘンゲヨーカイ・ジツ」で
 それに耐えうるよう肉体を変化させる必要がある。
:安全確保のため、バイオインゴット欠乏状態ではジツそのものが発動できないようになっている。

ゴールド:「ほう、バイオニンジャ…」
ラウド:「ヌゥーッ、コッカトリス=サンらの協力があっても居場所すら掴めないとは一体。」
バイブス:(コッカトリス=サン無能な)
NM:「……オイ、何か思ったか」じろりとバイブスランナーをねめつけるコッカトリスの視線!
バイブス:「コッカトリス=サンのハンサムフェイスについてです」

”ニンジャ第六感は悪口にも反応する!”
”バイブスランナー=サン、ケジメされそう”
”ミッション開始前から何人か死にそうだ”

ゴールド:「姿を隠すようなジツは持っていないのだな?フム…」
NM:「はい、そのようなジツは憑依ソウルとしても発現しえないはずです。何者かがオーハシを匿っているとしか思えません。そこで我々は、ソウカイヤの方々の手を借りて、そういった行為に及びそうな野良ニンジャのリストや、監視カメラの映像などを注意深く調べさせてもらいました。その結果手に入った、オーハシ失踪との関係が疑われる画像データがこれです」
NM:カマタ研究員の端末から、壁に監視カメラによるものとおぼしき画像データが映し出された。そのカメラには、紅白の風めいたニンジャの姿が映っていた。ぼやけているが、どうやら小脇に緑色の何かを抱えているらしい。
フリント:「なるほど、匿っている存在がいると……ええ、その程度の答え僕の灰色のニューロンは既に弾き出していましたとも」
ゴールド:「ビズの話をしっかり聞け。報酬がかかってる。」バイブスランナーに軽く拳骨を入れつつ
バイブス:肘で小突き返すバイブスランナー
NM:「画像解析の結果、彼が抱えているのは99.7%の確率で『市販されているバイオインゴット』であることが分かりました。そしてこの映像を撮影した監視カメラが設置されている地区には、廃棄された地下施設が無数に存在しているのです」
NM:「……テメェら、ミッションの前に指の一本も折られてェのか?」
ゴールド:「バイオインゴットが補給されているとなると、インゴットでおびき寄せることもできんか。」
ラウド:「ヤメロ、コッカトリス=サンの堪忍袋が温まってるぞ」
バイブス:「私じゃありません。コールドバックラー=サンが殴って来たんです」
ゴールド:「”ゴールド”バックラーだ。」金色のニンジャ装束を引っ張りつつ
フリント:「スミマセン、彼らは知能指数が低いのでこのような狼藉を!!」 額を地面にこすり付け土下座!
バイブス:「印象が薄いのが悪い」
ラウド:「だからヤメロって!」
NM:「コ、コ、コホン!」なけなしの勇気を振り絞ったカマタの咳払い! ズボンにはすでに失禁のシミ!

”バイブスランナー=サンがシツレイ行為を行いすぎている”
”アッサリとドゲザするフリントロック=サン、プライドの欠片もない…”
”カマタ=サン頑張った”

ラウド:「スミマセン、コッカトリス=サン。カマタ=サン、話を続けてくれ」ラウドビートはコッカトリスの心証を良くしようと必死である。
NM:「ソウカイヤの皆さんが協力してくれたおかげで、この監視カメラに写っているニンジャが何者なのかは、おおよそ見当がついています。野良ニンジャ、ハモノラビットです」

【ハモノラビット】
:紅白のニンジャ装束と、バイオ手術の痕跡が見られる長い耳が特徴。
:特定の組織に所属しているという情報はない。
:接触を試みた場合も、アイサツの後、即座に逃走して姿を消してしまうためカラテの実力は不明だが、
 相当なニンジャ脚力か、姿を隠すステルス・ジツなどの能力を有している可能性が高い。
:モータルネームは「アカイシ カイチュウ」。モータルとしての住所は既に判明済。

ラウド:「めでたい見た目の野郎だな」
フリント:「なんですかこのインテリジェンスを感じさせないニンジャは…」
ラウド:「住所が割れてるんなら、そこにカチコミしてインタビューするのもいいんじゃねえか?」
ゴールド:「ウム。家族がいるなら人質にとってもいい」
NM:「もちろん報酬ははずみます。……正直な所、今回の事故で私は極めてまずい立場に追い込まれており、発見が後三日遅れれば、出世コースを外れるどころかその場でセプクさせられてしまうでしょう」
ゴールド:「報酬!」
NM:「私はなんとしてもオーハシの実戦投入に成功しなければならないのです。別のバイオプラントに私と同期のナカタ=サンという研究員がいるのですが、そちらの研究はどうもうまくいっているようでして、このままでは一生かかっても埋められない差を付けられてしまいます……。」
ゴールド:「そちらの事情はどうでもいい。報酬と達成に必要な情報だけ話せ」
NM:「別にまずそうなら爆発四散させてしまってもいい。もちろん、被害を抑えて捕獲できればそれに越したことは無いが、奴のまき散らす毒は、ソウカイヤの経済活動に悪影響を与えかねん。捕獲に拘り過ぎて被害が拡大してしまっては、元も子もない。かのミヤモト・マサシもツー・ラビッツ・ノー・ラビットという言葉を残しているからな、無理はするな」
NM:「えっ!? コ、コ、コッカトrス=サン、それは困r「ア?」 あ、アイエエエエエエ……」
バイブス:「カマタ=サン?」
NM:コッカトリスに抗弁しかけたカマタであったが、ついにコッカトリスの一睨みに耐えきれず失禁のシミを広げて気絶した。
バイブス:「アーア」

”ナカタってロブスターの人だったんだ…”
””
"カマタ=サンかわいそう"
"イライラしてるニンジャに凄まれたら死ぬ者もいそう"
◆◆◆NMよりノーティス◆◆◆
シナリオ中、オーハシはHPがゼロになっても爆発四散しません。
ただしHPがマイナスになれば即座に爆発四散します。
オーハシが行動不能のまま戦闘を終了することをもって捕獲成功とします。
◆◆◆以上な◆◆◆

ラウド:「俺のカナシバリ・ジツはどうだ。捕獲の助けになるだろう」
NM:「お前たちはまず、ハモノラビットとやらの住処を調べてこい。モータル時代のものでいい。調べ終わったら、その場で分かったこと、起きたことをソウカイ・ネットに報告しろ。目撃者を始末した場合は、その報告も忘れるなよ。いいな?」
ゴールド:「ハイヨロコンデー!」
ラウド:「ハイヨロコンデー!」
バイブス:「シマッテコーゼ!」
フリント:「ハイヨロコンデー!」
ラウド:「必ず成果を挙げてみせましょう」
NM:提示されたアカイシ・カイチュウ……ハモノラビットの住所はカチグミが主に暮らす住宅街のようだ。
ラウド:闇雲に下水道を探すよりもハモノラビットの家をスラッシュした方がよさそうデスネー
フリント:早速指定された住所に向かいましょう
バイブス:そうですね情報を漁りましょう
ゴールド:金目のものもな!
ラウド:カチグミ住宅なら万札も転がってそう
NM:ああそれから、ゴールデンバックラー=サンとバイブスランナー=サン、1dを振ってください。ニューロンが同じなのでどちらが先に行動するか決めます。
NM:ってゴールドバックラー=サンでしたごめんなさい。
ゴールド:いいのよ
ラウド:これはミラーシェード=サンのケジメ案件では?

”みんな名前間違えるサンシタチームとかギスギスしてそう”
”もうミラーシェード=サンにケジメするところ残ってないよぉ…”
”ミラーシェード=サン…ケジメ指に包まれてあれ”
――ミラーシェード=サンがケジメ案件されたのはもう5年近くも前なのに……。ともあれこの豊かすぎる個性がぶつかり合うサンシタチームの運命やいかに?

NM:では指定された住所に向かう、でよろしいですね。
バイブス:問題ないです
ゴールド:はい!
ラウド:はい
フリント:ハイ
フリント:「タイムイズ……タイム。時間はとにかく貴重です。行きましょう」
バイブス:「なかなかの至言な」
ラウド:「ラオモト=サンがおっしゃってるだろうが。タイムイズマネーだ、タイムイズマネー」
ゴールド:「早く片付けば追加報酬も出るかもしれん」
フリント:「そ、そういう名言もありましたね!ええ知ってましたとも」
NM:新たなマップが追加されました。「アカイシ家」をご覧ください。

――今回、NMは「間取りだけは最初からすべて明らかになっている」形のマップを採用しました。この時点でニンジャたちはどこか風呂で倉庫で私室か分かっていません。探索で明らかにされていきます。
  そのため、「ニンジャがどこに行きたいのか」を分かりやすくするため原作マップを着色してあります。

NM:外周の黄色が皆さんの初期配置。点線は柵です。正面玄関前をガードマン(G)が警護しています。ショットガンで武装しています。太い線が建物で、外周の二重線は窓、建物内の二重線は扉です。
フリント:柵にトラップなどは見受けられますか?
NM:ありません。

ラウド:「正面にガードがいるあたり、やっぱりアタリなんじゃねえかここ」
ゴールド:「すくなくともカネは持ってそうだな」外観と家の広さを眺めつつ
NM:かなり立派な一軒家です
バイブス:「ネコチャンを飼っていそうですね」
フリント:「実際カネモチでしょうね。しかしガードマンの配置がクレバーではない。これでは裏口から入り放題だ」
ラウド:「さっきも言ったが、タイムイズマネーだ。いちいちガードの相手なんかしてられんし、裏口から侵入すればいいんじゃねえか」
ゴールド:「ウム。万が一中にいて逃げられてもまずい」
NM:では行動開始。非戦闘時です。バイブスランナー=サンからどうぞ。
バイブス:了解です。エート赤の部屋に入ります。鍵はかかっていますか?
NM:かかっていません。(マップ編集)……お風呂です。無人です。広いです。何もありませんし誰もいません。水とお湯は出ます。
バイブス:「風呂な」

”風呂” ”風呂” ”風 呂”
”最も風呂に入っちゃいけないやつが風呂に入ったぞ!”
”やっぱりバイブスランナー=サン持ってる”

ラウド:「ハズレか?バイブスランナー=サン」
バイブス:「ちょっと調べてみます」
NM:何もありません。ただし。
NM:ギィィィ……バタン
バイブス:「ワッザ」
NM:ガードマンが屋敷の中に入ったと思しきドアの開閉音が聞こえる。巡回警備らしい。ではゴールドバックラー=サンの番です。
バイブス:「とりあえず風呂につかります。ガードマンが巡回しているので気を付けてください」
ゴールド:連続側転でG5へ。「オイ!タイムイズマネー!」
ラウド:「バカンスじゃねえんだぞ!」
バイブス:「浴槽広いです。すごいです」
フリント:「実際それはクレバーな行為とは言えませんよ!(だが僕の取り分が増える公算は上がったので咎めない!クレバー!)」

”風 呂 に つ か り ま す”
”風呂につかうナンデ?”
”野郎の風呂中継を見ている私達”

ラウド:「ゴールドバックラー=サンはどうだ、何か発見できたか?」
NM:(マップ編集)その緑は金庫ですね。ただしニンジャの開錠または破壊に耐えるものではありません。1dしてください。
ゴールド:1d6→1
NM:万札:2が入っていました。
NM:1d6→3
ゴールド:「万札はあったが情報はない。どうやらここはリビングだな。」
NM:では続いてラウドビート=サン。
ラウド:では連続側転してリビングに入ります
NM:あ、言い忘れていましたが扉は別にカギもかかっていないので、移動の時にはそのまま素通りして構いません。
ラウド:アッハイ
フリント:アッハイ
バイブス:了解です
NM:1d2→1 ……へえ。
フリント:エッ!?
ラウド:右手の紫の部屋で戦闘が起きた場合にも備えておこう。K-6へ移動しました。
NM:ではフリントロック=サン。
フリント:連続側転で奥の紫の部屋にエントリーします
NM:おお。(マップ編集)何もありません。
フリント:「この部屋には……僕のインテリジェンスを発揮できそうなモノはないですね」
NM:1d3→3 んー。
バイブス:コワイよぉ…

”謎の1d2と「へえ。」が恐ろしい”
”おもむろにダイスを振るNM”
”ニューロンに悪い”
”フリントロック=サンのインテリジェンスを発揮出来るものとは一体”

NM:ではターンが回りバイブスランナー=サン
バイブス:E9に連続側転で 「肌がツヤツヤになりました」
NM:(マップ編集)トイレです。何もありません。
NM:1d2→2 おや。
ラウド:ナンダ
NM:では次、ゴールドバックラー=サン
ゴールド:連続側転でJ9へ

”情け無用な ->J9”

NM:(マップ編集)何もありません。
NM:1d2→2 ……あ。
NM:「アイエエエエエ!? ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」
ゴールド:「あん? 誰かが下手踏みやがったか?」
NM:巡回警備していたガードマンに見つかった! NRSを発症しつつも必死にショットガンを構えて向かってくる!
フリント:「アイエーエエエエエ!?ガードマンナンデ!?」 外に居ると思って安心してたアホ
バイブス:「フリントロック=サン、知能指数に包まれてあれ!」
ラウド:「フリントロック=サン、何情けねえ声出してるんだ!ヤッチマエー!」
フリント:ガードマンよりイニシアチブ低い悲しみ!「ガードマンと接敵しました!インテリジェンスの低そうなショットガンをこちらに向けてます!?」
NM:フリントロック=サンのみ戦闘時に入ります
フリント:ハーイ

”ついに遭遇!”
”しかしよりによってフリントロック=サンか!”
”カラダニキヲツケテネ!”
”一般モータルに悲鳴上げるニンジャ初めて見た”
”これダイス目で玄関からどの方向に移動するか決めてたのかな”
”多分、右左右右上で動いてたっぽい”
”かもしれませんね…3なのは3方向に進める玄関にいたとか”
――はい、正解です。正直大した意味のないダイスだったのですが、見せ方
  ひとつでよいスパイスとなるものですね。

NM:……ガードマンのほうが素早いなこれ。ショットガン発砲!
NM:2d6→5 6 2成功! BLAM!

ついに戦闘に突入したソウカイニンジャたち!
フリントロック=サンの運命やいかに!?
……中編へ続く!

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