19〜24歳 〜 DV男と気づかなかつた頃

高校を卒業し、専門学校に行く
田舎の公立高から、電車で1時間ほどのやや都会で
いろんな人に出会う
半年過ぎた頃、気の合う男性と親しくなり交際を申し込まれ
付き合ってたアキラ(=元夫・仮名)に別れてほしいと話す
キレてた
ごねてた
それでも、別れて付き合い始めた
強引な元夫より、穏やかで、ゆっくり付き合えるのは楽しかった
車でデートの途中の道で、アキラが立ちすくんでいるのを見てしまう
付きまとわれてると気づいた
それから、間もなく
彼から、何の説明もなく「別れよう」と言われた
何もトラブルはなかった
あの人のせいかなと感じた
別れた
3ヶ月ほどの交際だった

家庭が両親不仲で何も話せないし
おもしろくなかったから
本当に寂しかった

寂しさで、またアキラと付き合ってしまう

専門学校を卒業し就職
家を出たくて、せっせと1年間貯金して、家を出る
独り暮らしで、親から解放されて楽しく過ごしてた

アキラも、真面目に働いてた

今になり、あの時…と思うことは
アキラの母が多額の借金を作り
親戚中から用立ててもらっても足りず
家を銀行に押さえられ
それでも借金が残り
アキラは給料の8割を母に渡し、2割しか手元に残らなかった

借金まみれだからって倹約なんてしてなかった
銀行に家を取られて
親戚名義で家を買い(買わせて)
気にいらない場所をリフォームしたり
金銭感覚が異常だった
それでも、寂しさが根っこにある私はアキラと交際を続けてた

付き合いも長くなり
なんでも言える
甘えられるアキラが好きだった

私を愛してくれてる
この人は愛妻家になる
そう思い込んでた


私は、アホだった

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