「来れば分かる」とは言いたくないがシリーズ③ ~キリロムはカンボジアらしくない~

「カンボジアって暑いんですか?」に始まり、説明に困る質問が非常に多い。
私たちがご案内したい「キリロム」は、典型的な「カンボジア」とはあまりに違う。「プノンペンは酷暑だが、キリロムは高原気候で過ごしやすい」と2通り説明してきたが、もっとクリアに見えてきた。

つまり、「典型的なカンボジア」とは、プノンペン・シェムリアップ・シハヌークビルをはじめとする「都市部」と、多くのそれ以外の「農村部」からなる。
人口としては、プノンペン200万人、シェムリアップ20万人、シハヌークビル7万人、そして、農村部1200万人、カンボジア全体では1600万人。
(シェムリアップ州にも広大な農村部があり、重複もあるので、雑な括りではあるが、全体像の把握としては、それなりに妥当。)
(それも、この一般区分は、カンボジアのみならず、広く東南アジア一般にも当てはまる。

このように、大部分をカバーする「都市部」「農村」と比べると、キリロムは、どちらの典型例にも当てはまらない。
上下水道・Wifi環境などは、都市部のようであるが、都市部より人口密度ははるかに低いし、高層建築物もない。
自動車の数は農村部程度でありながら、食事や衛星水準ははるかに高い。英語を使う人の割合や、日本人の数も多い。

「キリロム工科大学」「vキリロムパインリゾート」は、キリロム高原・キリロム国立公園内の、9000haの土地を政府から借りて、リゾート+大学を併設し、カンボジアのツーリズムとグローバルIT人材育成を担っている、人工的な町を形成しているのだ。

「何もなかった山・森を切り開いて、道を作るところから始めた」、創業当時を知るスタッフは、よくそんな話をする。

町としても、極めて特殊、そんなところから、カンボジア、日本、世界で活躍する若者を次々に輩出している。「キリロム」にご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

・4年制大学としての入学
・学生のインターンシップや体験滞在
・英語・ITをベースとしたチームマネジメント・プロジェクトマネジメントとしての企業研修
・インターナショナル小学校の入学・体験入学・休暇時のキャンプ
など、幅広くお受けしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?