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特別寄稿「小沢健二さんと柴田聡子さんの歌詞に宿る天使の力」菅小里 隆


※この記事はZINE『100mをありえないような速さで走る50の方法』第2集に収録しています。ご購入の際はご留意ください。

桐山もげるさんのnoteをご覧の皆さまはじめまして。
桐山くんの友人の菅小里 隆(かんこさと たかし)と申します。

この度、桐山くんにお願いされ「小沢健二さんと柴田聡子さんの歌詞に宿る天使の力」というタイトルで記事を書くことになりました。
自分ではSNSなどはやっていませんので、桐山くんのnoteに「寄稿」させてもらいます。

自己紹介と本記事を書くことになった経緯

自己紹介をします。といっても、この記事に関連することに限定した情報のみでご容赦願います。
私は、桐山もげるくんの友人で「小沢健二さん」と「柴田聡子さん」の作品、どちらも大ファンです。そして常々、両者の作品には「よく似た部分がある」と思っています。桐山くんもそれには同意見のようです。また、他の方からもご賛同いただけた経験もあります。
ただ、「一体、どういう部分がどういう理由で似ているのか」という部分については、そこまで突き詰めては語られていないように思います。

この記事を書くことになった経緯は、少し前に桐山くんと「柴田聡子さんと小沢健二さん」の話をしていたとき「両者の似ているところはこういうところじゃないか」という私の意見を「それは面白い!ぜひ多くの人に話そうよ」と桐山くんが感激してくれたことにあります。
正直なところ、ちょっとした思いつきから発した内容でしたので(ハードルが上がったなぁ......)と気後れするところもあります。ともあれ、この記事はその話をまとめた内容です。

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