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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

ネタバレ気にする人は映画を見てから読んでね「君たちはどう生きるか」

こんばんは。きりやまです。
公開したばかりの映画「君たちはどう生きるか」の感想を盛り込んだ記事です。ネタバレを避けては書けない内容になっていますので、どうぞ気にされる方はこれ以降お読みにならないでください。

Twitterではみた、ということのみトゥイートしました。しかし、noteでは「気にする人は読まないでね」と注釈がつけられるので、その方法で感想を書きます。

感想です。箇条書きにします(見出しをつけるとネタバレが目立ちそうなのでつけていません)




・凄まじく場面展開が早い映画。124分であれだけのストーリーを描くなんてすごすぎる!
・2回、3回とみたくなる。みるたびに捉え方や感想ときっと変わる。
・あの非現実的世界の数々は、眞人のみた幻覚という見方も成り立つと思う。頭を石で打ってからあの世界に引き込まれている。
そして、論理の整合性がとれていないことも物理法則を無視した現象も「幻覚」で説明ができてしまう
ニンテンドーSwitchのゲーム「ゼルダの伝説」の「ブレスオブザワイルド(ブレワイ)」と「ティアーズオブキングダム(ティアキン)」との親和性、類似性を感じる。
これ、思った人いるよね!?なんかもう、「ゼルダじゃない?!」と思わなかった?

「ブレワイ」をプレイするとこれはもう、宮崎駿監督映画の過去作のオマージュ要素があると確信を持つ。つまり、「ゼルダ」側が「宮崎駿作品」にインスパイアされていると読み取れる。
驚くべきは映画「君たちはどう生きるか」を見ると"「宮崎駿作品」側が「ゼルダ」にインスパイアされているのではないか"との感想を持ったこと。宮本茂さん(ゼルダの生みの親)に「君たちはどう生きるか」の感想をお聞きしてみたい……!
・眞人の物分かりの良さが小気味良い。「キリコさんですよね」のセリフ、すごい。
眞人のあの鋭さはもしかすると「宮崎駿が観客に求めているレベルそのもの」なのかも。解説がなくてもあのくらいピンときて当然という意図も感じる(だからこその、さらりとしたセリフなのかも)
・わらわらがかわいい!絶対にぬいぐるみなどのグッズ売れると思う。グッズ制作会社は早く販売開始したくてたまらないのでは笑
公開から一定期間立ったら販売の解禁日があるんでしょうか。


(映画に込められたメッセージの考察)
・吉野源三郎著の小説『君たちはどう生きるか』は読んでいる前提で見てほしい、とのメッセージがあると思う。あるいは、「映画を観た後に読んでほしい」。
・「我を学ぶものは死す」とは?
→「私と同じことをしてもダメ。すでに1人が歩いてきた道を辿るのではなく、自分自身で道を作り歩め」ということかな?
→あ、もしかしてアオサギとは「先達」の比喩?アオサギの言われるままに進むのはロクでもない道。でも、アオサギの言うことに耳を傾け、正しい、誤りを自身で判断する(アオサギと友達になる)ことでよい道を選べるのかも!?

・眞人は特別に選ばれた人間ではなく、我々は誰しもが重要な仕事を任されていると考えよ。記憶を失っていて、それを覚えていないだけかもしれない。

ざっと、今思いつくところを書きました。
ああ、たくさんの人と意見交換したい!
そして、僕自身まだまだ考察は深められていないです。深めるための前提の知識も不足していそう(ちなみに、吉野源三郎氏の小説は読んでいます)。公開中にまた見に行こうかな!

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