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アイドル楽曲大賞2020に投票しました

アイドル楽曲大賞2020

毎年恒例のやつに投票しました。なんだかんだいろんな人の投票結果を見るのは楽しいし、何年か後に振り返るのも面白いので今年もまとめてみたらこんな感じになりました。


<メジャーアイドル部門>

1位 DIALOGUE+「好きだよ、好き。」

 作詞:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)
 作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)
 編曲:佐藤純一(fhána)

UNISON SQUARE GARDENの田淵さんがプロデュースするDIALOGUE+のミニアルバム「DREAMY-LOGUE」収録曲。うねるベース、小気味いいドラム、優雅なピアノとストリングス、踊るチャイムやグロッケン、そして要所で響くティンパニ。いい曲を世に出すためにオーケストレーションを練りに練って、お金と手間暇をちゃんとかけてるのが伝わってきて嬉しくなります。今年一番耳が幸せになった曲。

「君が僕を嫌いになる時は 僕が夢を捨ててしまう時だ だからそんな日が来ないように 今を歌い続けよう」デビューから間もないアイドルが歌うアイドルソングのサビとしてこの上ない歌詞だと思います。素晴らしい。


2位 私立恵比寿中学「ジャンプ」

 作詞:石崎ひゅーい
 作曲:石崎ひゅーい
 編曲:トオミヨウ

昨年末の12/29にこのライブ動画が公開されたのを観て、今すぐにでもこの曲を聴きたいと思い、大慌てでパシフィコ横浜のカウントダウンライブのチケットを買って観に行きました。おそらく今年のメジャー部門1位はこれでしょう。連覇おめでとうございます。安本彩花さんが加わって6人での「ジャンプ」は配信でしか観れていないので、また6人でライブができる日が来るのをゆっくり待ちたいと思います。


3位 lyrical school「HOMETENOBIRU」

 作詞:valknee
 作曲:ANTIC
 編曲:ANTIC

「かわいいからイイ 私偉い」「魅力の泉 底が見えない」「褒めた分だけ伸びてくHigher」Hip-Hopにおける大事な要素であるセルフボーストをアイドルがやったらこんなにキュートで小憎たらしい曲になるなんて。lyrical schoolがアルバムなどを通して提示する作り込まれたフィクショナルな世界観は大好きですけど、今のこの時代にアイドルとしてラップをしてるっていう"リアル"ももっとリリスクの曲で聴いてみたいなと思う最近の私です。


4位 Mellow Mellow「メインストリートは朝7時」

 作詞:深川琴美
 作曲:宮野弦士
 編曲:宮野弦士

イントロが即フリッパーズ・ギターで「ずるいわ!」とツッコまずにいられませんでした。間奏にCorneliusを仕込む2段構えで感服。こういう過去の遺産の使い回しは食傷気味だって声も聞くけど、やっぱりちゃんと作る人はそこに自分なりのアップデートを加えてて流石です。流石の宮野弦士WORKS。


5位 青春高校3年C組「君のことをまだ何にも知らない」

 作詞:秋元康
 作曲:杉山勝彦
 編曲:杉山勝彦、三谷秀甫、谷地学、庄子紘樹

杉山勝彦ここにあり!って感じの王道アイドルソングです。こういう曲がいっぱい聴きたいんです今後ともよろしくお願いします。


<インディーズ/地方アイドル楽曲部門>

1位 グデイ「ミッドナイトレディオ」

 作詞:渡辺裕貴(SonoSheet)
 作曲:渡辺裕貴(SonoSheet)

エレクトリックリボンの室井ゆう、元SAKA-SAMAのミ米ミの2人が組んだグデイ。Twitterで評判はよく聞いていて、この曲で一気にやられました。エリボンフェスで売られてたCD-Rは全種買ったんですがこの曲は配信のみなので盤になるのを楽しみにしています。制作陣がSonoSheet、Helsinki Lambda Club、ヒラオコジョー、愛はズボーンなど絶妙なチョイスで新作が毎回楽しみ。


2位 われらがプワプワプーワプワ「ベランダから始めるセカイセイフク」

 作詞:ヨロコビ(No.000)fromどっちて爆撃ッズ
 作曲:四市田雲豹

今年は対バンで新しいアイドルを見る機会が激減したのでわれプワもまだライブを見たことが無いのですが、この曲は本当に好きで音源だけ何度も何度も聴きました。SNSもウォッチしていないのでメンバーのことも一人も知らないのに曲だけ大好きって言う不思議な距離感です。2020年っぽい。


3位 #ババババンビ「ハナビガタリ」

 作詞:吉沢朱音,小島奏
 作曲:KOJI oba

#ババババンビも同じくまだライブを見れていないのですが皆さん顔面が強いのでSNSで勝手に見知った気になっています。今年の夏にもしTIFがあったらこの曲をくそ暑いSMILE GARDENで朦朧としながら聴きたかったな。


4位 simpαtix「いたいあまいキス」

 作詞:ヤマモトショウ
 作曲:ヤマモトショウ
 編曲:ヤマモトショウ

本当はMVだけYouTubeに公開されてる「バーチャル・ラブストーリー」の方が好きなのですがノミネート外だったためこちらに。髙井つき奈さんが昨年立ち上げたsimpatixにゆっふぃーが加入して2人体制となってから8か月。いまだにお披露目ライブをできない状態が続いていますが、おふたりのアイドルという職業に向かう真摯な姿勢は希望の星だと思っているので、なんとかして支えていくぞという気持ちでいっぱいです。


5位 ピューパ!!「sweet!! sweet!!」

 作詞:nakachi
 作曲:nakachi

初めて聴いた時、「もうEMOEフォロワーが出てくるなんて!」とびっくりしました。「えそらことば」はどの曲も好きなのですが、なかでも「sweet!! sweet!!」はメロディラインもゆるりとしたラップの感じも心地よくて大好きです。


<アルバム部門>

1位 私立恵比寿中学「playlist」

今年はこれとRYUTist「ファルセット」の一騎打ちだと思います。TIF2020の配信ライブを朝からずっと見て、その日のトリのエビ中を観た時の別格感。圧倒的でした。


2位 天野なつ「Across The Great Divide」

居並ぶ作家陣が松尾宗能、長瀬五郎、関美彦、小川タカシなどなどGood Musicを作らせたら間違いない面々なのに加え、microstarの佐藤清喜さんがMixを担当していることもあり、アルバム1枚通してずっと気持ちいいんです。朝でも夜でも出かけるときでもいつでも聴ける。この先もずっと聴き続ける1枚。


3位 日向坂46「ひなたざか」

「キュン」「ドレミソラシド」「アザトカワイイ」「ときめき草」「JOYFULL LOVE」「キツネ」大好きな曲が盛りだくさんです。ありがとうございます。最高。


<推し箱部門>

日向坂46

8月にドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」を観た時には顔と名前が一致する人が1人もいなかったんですけどね…秋以降、週に1度の「日向坂であいましょう」を楽しみに毎日を過ごし、合間を見つけては「ユニゾンエアー」「ひなこい」に勤しむ日々となりました。確実に彼女たちが生活の中心にいました。これでもまだラジオとかshowroomとかブログとか写真集とか、摂取してないコンテンツが大量にあるのが怖い。気軽にアイドルに会いに行けなくなった2020年、大量のコンテンツ力とメンバーの魅力で興味を惹き続けてくれている日向坂46、本当にありがとうございます。ひなくり2020の配信チケット買って楽しみに待っています。

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