もったいないから消費する

 もったいないの精神って、資源が有限な中で大事だと思うんですが、だからといってなんでもかんでもとっておくのは違うのかもしれない。

 昨日、こんなことを書いたのだけど、僕の祖母は本当になんでも取っておく人だった。掃除ができないわけではないので、ゴミ屋敷ではないが、それでも物が溢れている。

 そんな家の荷物の整理をしていたら、とんでもないものがたくさん出てくる。

 例えば、新聞の袋だったり、お中元だったりがそこかしこから発掘される。
 その中には「昭和〇〇年」というものが出てくるのだ。

 物持ちがいいと言ったって、さすがに30年以上前のものはそうそう使えないから、捨てるしかなくなる。

 そう考えた時に、「もったいない」と言ってればいいという話でもないと感じた。使わない、節約する。それを続けたことで結果的にゴミが出てしまうのでは元も子もない。

 だから、余っていれば人に譲ったり、使用期限のあるものはちゃんと使い切ったりするということも、当たり前だけど大事なことなんだ。

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