実体験から考える。「0→1→ハマるまで」

Jリーグクラブで働いているため、そしてファジアーノ岡山が、「平均観客動員数1万人」を目指しているため、

①スタジアムに来場されたことが無い方が、どうやったらスタジアムに来ていただけるか(0→1)

②1回来場いただいた方がどうやって、頻繁に来場いただくようになるか(1→ハマる)

この2つのことを、いつも考えています。


そして私は最近水泳にハマっているのですが、その「0→1→ハマる」までを考えてみると、「集客」であったり、「固定客を作る」ことにも役立つのではないか。

と考えたため、備忘の意味を込めて書かせていただきます。(同じくイベントなどの集客を考えていらっしゃる皆さまにもご参考にしていただければ幸いです)


「0→1」になるまで

水泳を始めたきっかけは、会社の同僚からの誘いでした。年明けであったこと、そして運動不足だったこと、なにか新しい誘いにはとりあえず乗るようにしていることから、数十年ぶりに水着やゴーグルを買いました。

※振り返って考えると、1人だったら絶対に行ってないです。歳を重ねて感じるのが、”新しい行動を起こすこと”がどんどん怖くなっています。これ気になるな、、あれやってみたいな、、と思うことも、何かに理由を付けてやらないです。これが、「誰かに誘われて」という理由がつけば、たとえ失敗しても「誘われただけだし・・」という自分への言い訳にもなるし、言い表すのが難しいのですが、「旗振り役になりたくない」という思いが強くなっている気がします。

「1→ハマる」

「1→ハマる」までに必要な過程。結論から申し上げると、「短期間で何回も行く(サービスを利用する)」ということが必要ではないか、と考えています。

それから何回か同僚たちと一緒に行くうちに、次第に泳ぐのがうまくなっていきまして。そして気づけば週に一度は泳がないとそわそわするようになり、今では時間を見つけて1人で泳ぎに行くようになりました。

※昨年から脳科学の本を多く読んでおり、書くと長くなってしまうので割愛しますが、「好きだから、何回も行く」ではなくて、「何回も行ってるので、水泳が好きだと脳が錯覚する」という状態になったのではないかと思います。営業や恋愛のハウツー本にもよく書いているのですが、「1回1時間を過ごすのではなく、4回15分に分けて一緒に過ごす」のが良いと。時間ではなく、回数なのだと。

また「短期間」というところも肝だと思っていて、①短期間の内②何回もこなすことで、人はハマったり、好きになるのではないかと思います。

なので、集客に結びつけようとすると、

・誘い、誘われやすい

・短期間のうちに何回も行くような制度設計

をすると、集客や購買に成功するのではないかと考えます。

※実体験に基づき書いたので、複数の方からヒアリングしたものでもございません!自分の頭の中を整理したかったので、突っ込みどころは多くあると思いますが、何かのヒントにしていただければ幸いです。

とりあえず、サウナと水泳はめちゃくちゃコスパよくQOLを上げれるので、ぜひ試してみて下さい・・!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ファジアーノ岡山 内富基陸

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