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ファジアーノや、スポーツ観戦のインサイトについて

昨日、Twitterで"インサイト"についてつぶやきました。Jリーグクラブ、そしてスポーツ業界に9年いることで、私が感じている、

「地元スポーツチームを観戦・応援すること」             

のインサイトについて、を少し掘り下げ、頭を整理しながら書かせていただきます。(私の主観に基づき書いておりますので、ご了承ください)

※ インサイトとは…
「人を動かす隠れた心理」。消費者自身も気づいていない無意識の心理のこと。


"スポーツ観戦"のインサイトは2つに分けられると、考えています。

1つは、「日常から離れる」こと。

”スポーツ”の語源は、ラテン語の「deportare」で、この語は「日々の生活から離れること、すなわち、気晴らしをする、休養する、楽しむ、遊ぶなど」を意味していたようです。
←スポーツには、「日常から離れる」という意味があるんですね!

私がスポーツをしている時(ランニング・水泳など)、観戦をしている時の楽しさの一つに、

「何も考えなくてもいい(思考停止していていい)」があります。

(皆さまもそうだと思うのですが、、)仕事、学校、プライベートと、普段の生活では常に”考えること”が求められます。人は1日に、9000回以上の意思決定をしているようで、言い換えると、              

「人は常に思考し、選択する状況」に身を置いています。寝ている時以外は、ずっと考えているので疲れちゃいますよね。

ただスポーツをしている時、観戦しているときには、「何も考えなくてもいい」という免罪符を与えられているような気がしていて、ここがスポーツ観戦のインサイトではないか?と考えています。        

昨年、セブンルールをみていた時、伊澤さん(NYのケータリング会社オーナー)のルールの1つに、「思考を止めるために体を追い込む」がありました。この時に、スポーツのインサイトはここにあるんじゃないかと、感じ始めました。


そしてインサイトの2つめは、「地元と繋がること」です。

ここは少しまだ自分でも言語化ができていない部分なのですが、30歳を過ぎてから、”出身地である山口のために何かしたい”という想いを強く持つようになりました。

大学、就職先も岡山で、30前までは山口に戻ろうという気持ちはほとんどありませんでした。ですが30歳を過ぎたときから、「山口に対する想い」というのが少しずつ強くなってきました。

これは不思議なもので、それからというもの山口のニュースやレノファ山口の試合結果がこれまで以上に気になるようになりました。(ちなみに維新みらいふスタジアムでの山口vs岡山との試合は3年連続で観戦しています!)

この「地元に対して何かしたい、貢献したいという想い」を叶える手段の一つとして、「ファジアーノ、地元スポーツクラブを応援する」があるのではないかと考えています。(もちろん人それぞれに理由があると思いますので、これでしょ!と決めつけるものではなく、あくまで私の考えです)    

以上2つのインサイトと、その理由を書いてみました!時代背景、年齢、居住地でもインサイトが変わってくると思います。これからもインプットとアウトプットを繰り返しながら、「ファジアーノ、スポーツ観戦のインサイト」をアップデートしていきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!    

ファジアーノ岡山 内富基陸


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