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セレッソ大阪試合分析

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2016年7月の記事一覧

京都vs讃岐から観るカマタマーレ讃岐の雑感

ミッドウィークに開催された京都サンガF.C.対カマタマーレ讃岐から讃岐の雑感を。 この試合、カマタマーレは5-3-2のシステムで戦っていました。我那覇がCBやってます。CBに怪我人続出だそうで非常に苦しい台所事情のようです。 カマタマーレの5-3-2の守り方は3センター気合いのスライド守備+CB迎撃守備。 ボールと逆サイドのWBはディフェンスラインに残るため、逆サイドの中盤は空きます。 このスペースを使われると中盤3人で気合いのスライド守備かCB迎撃で対処します。 し

ポイントプレビュー vs北海道コンサドーレ札幌

主に札幌対横浜戦から札幌攻撃時の陣形の変化にポイントを置いてプレビュー。 守備時の陣形は5-2-3。押し込まれると、主に27がヘルプに下りてきますが、基本的には前線はカウンターに備えて攻め残り。 ここからボールを奪うと陣形を変えて攻撃してきます。 1つ目の陣形変化は27が中盤へ降りてくることで中盤が3枚、前線の7と11の2トップのような形に。WBが高い位置にポジションを取り、最終ラインは両脇のCBがサイドに大きく開き横幅部隊となります。 この大きく開いたCBは対角へのサイ

ロアッソ熊本の雑感

熊本対讃岐から気になったところを少しだけ。 ボランチとセンターバックでのビルドアップについて、2-2のビルドアップや 3-1のビルドアップ 4-1-4-1の讃岐に対して1トップ脇のスペースからボールを進めて行きましょう。 しかしビルドアップも数的同数から時間を奪えれば放り込みサッカーになりがちのようなので、頑張り枠は頑張れ。 熊本の4-4-2はSBを高い位置に上げるので、在りし日のレヴィーセレッソ宜しく2バック状態になることもちらほら。 ネガトラで一次的プレスを掻い潜る