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【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第19節 セレッソ大阪U-23 VS カマタマーレ讃岐

カマタマーレ讃岐をヤンマースタジアム長居に迎えての一戦は1-0での勝利となりました。

メンバー

OA枠で澤上がスタメンに。そして、U-18の松本 凪生くんが第2節以来のスタメンに名を連ねました。

試合雑感

セレッソは左SHに中島を置き、澤上はFW起用の4-4-2。
讃岐は4-1-4-1をベースにしながら、ボール保持時には左SBを高い位置に置くことで3-1-5-1の形となりました。

この3-1-5-1が機能したのが前半7分からの讃岐の幻のゴールシーン。
右SBからセレッソのSHCH間にボールが入ると、左大外へ展開。左大外から中へのクロスをヘディングでシュートし、さらに押し込んだところで副審がフラッグを上げました。
リプレイ映像を見るとオンサイドのようにも見えましたが、結果はオフサイドでノーゴール。

前半途中からセレッソはSHを1列目に出し、アンカーへのコースを切りながらのプレスに形を整えました。これにより、簡単には中を使わせないこととなり、決定的な場面は作らせないようになっていきます。

一方でセレッソのボール保持時は舩木を高い位置に出す3-2-5のような形。しかし、余り上手くはいきません。

讃岐はIHを前に出す形でプレスに来るため、システムとしての噛み合わせはむしろがっぷり四つ。讃岐の守備を崩しきる場面は多くはありませんでした。

しかし、先制したのはセレッソ。
林田くんがボールを奪ったところから、前線を素早く押し上げると、舩木に時間とスペースが与えられ舩木が入れた正確なクロスを澤上が頭で合わせて先制。

結果的に1-0で前半を折り返します。
後半も互いにボール保持時に相手を崩せない展開が続き、試合終盤には互いにゴール前であわやの場面を迎えるもゴールネットは揺らせず。
そのまま1-0で試合終了。
大量失点での連敗を2で止めました。

気になった選手

FW 42 藤尾 翔太

85分から途中出場。身長もあり、裏抜けもポストもできる万能型。そして、彼の一番価値あるところは空中戦の強さ。フィジカルに頼るのではなく、いち早く落下点を予測し、相手の前に入り競り勝つところがとても良い。斧澤のシュートが枠に嫌われたシーンも起点は藤尾くんのロングボールをヘディングでフリックしたところから。DAZNフルタイム映像の1:57:25、交代してすぐのファーストプレーで茂木からのロングボールを綺麗にフリック。その1プレーだけで自身の力をアピールできた。
8/8からのU-18日本代表にも選出されており、是非とも昇格してほしい選手の一人。

ひとりごと

西尾くん、林田くん、野村くん、松本 凪生くん、そして下川 太陽くんと藤尾くん。
6人の高校生がピッチに立つ中で勝ちきったこの試合。やはり、U-18の選手がU-23に出場していると見ているこちらもワクワクしてくるので、是非積極的に起用してほしいなと思う試合となりました。

次節ホームゲームは8/31(土)19:00~、ヤンマースタジアム長居にロアッソ熊本を迎えての一戦です。

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