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【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第1節 セレッソ大阪U-23 VS アスルクラロ沼津

明治安田生命J3リーグ第1節、アスルクラロ沼津をヤンマースタジアム長居に迎えての開幕戦は2-1でセレッソ大阪U-23の勝利となりました。

メンバー

セレッソ大阪U-23はスタメン11人中5人が高校生となりました。ディフェンスラインは全員U-18の選手。林田くん、野村くん、そして吉馴くんはJ3初出場となりました。

試合雑感

試合開始直後はサイドバックの吉馴くんと野村くんが破られる場面もあり不安な幕開けとなりました。しかし、前半15分と17分に山田のゴールでリードを奪うと、相手にも慣れてきたのか落ち着いて対処できるようになっていきます。

その中でも光ったのが斧澤の守備でのサポート。守備の局面では必ず内へのコースを切るようにポジショニングし、相手の攻撃をサイドへ誘導。サイドへボールが出ると吉馴くんが対応している間にプレスバック。吉馴くんが守備で困難に陥らないように適切なポジショニングとプレスバックをしていたのがとても印象的でした。

気になった選手

DF 49 林田 魁斗

2点目の得点シーンの起点となる。山田のハットトリック未遂のシーンも彼が起点。つまり、狙って縦パスを入れることができる選手であることをたった1試合で示した。
守備では脆さも見せたが、まだまだ伸びるであろう期待感のある選手。

ひとりごと

試合終了間際までピンチになる場面あった中でも身体を張ってゴールを皆で守り抜いて得た勝利。
開幕の1週間前に行われた関西学院大学との練習試合を観たときは、J3上位常連のアスルクラロ沼津に勝つとは正直思いもしませんでした。(ちなみに練習試合の結果は0-3で負け)

試合後の大熊監督の「最後まで、選手たちが勝利を目指して諦めずに粘り強く戦ったというところは、私自身、感動しています。若い選手が、目一杯、ひたむきに90分間、頑張ってくれたなと思います。」というコメントが出たのも、スタッフ陣も今年は厳しい年になるのを覚悟していたんじゃないかな、と。
そんな中で沼津を相手に勝ちきったセレッソ大阪U-23。私自身も驚き感動しました。公式戦はここまで選手の成長を促すのか、と。

ハナサカクラブ総会でU-23への高校生起用について、成長曲線がプレミアとJ3では段違いであるという話もありましたが、まさにこの1試合はU-23を持つことの素晴らしさを教えてくれる試合となりました。

見事、開幕戦勝利しましたが、長いリーグ戦の中にはきっと厳しい試合も待っていることでしょう。
しかし、このリーグ戦を戦い抜いた先には次のステージがきっと開けてきます。
U-23枠内の選手はより上のステップへ行くために。
U-18の選手はプロになるために。

次は3/16(土)、ヤンマースタジアム長居でYSCC横浜を迎え撃ちます。
彼らの成長をぜひスタジアムでご覧下さい。

追伸

鶴心さん、いつもU-23の試合に出店いただき、ありがとうございます。

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