見出し画像

【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第33節 セレッソ大阪U-23 VS ブラウブリッツ秋田

2019年ホーム最終戦、ヤンマースタジアム長居にブラウブリッツ秋田を迎えての一戦は1-3での敗戦となりました。

メンバー

U-18が過酷な残留争いに陥っており、台所事情が苦しいセレッソはOA枠をフル活用。GKには今シーズン限りで退団する丹野が起用され、前日に途中出場していた田中と片山がスタメン。そして、ピッチ脇まで出た澤上もスタメン。
一方、秋田は沖野がスタメン、夛田がベンチ入りしています。

試合雑感

セレッソは試合開始直後は3-4-2-1の陣形を敷いていました。

秋田も3-4-2-1でミラーマッチではありましたが、降りていく秋田のシャドーに付ききれない片山と舩木。秋田の縦の出し入れになかなか守備がはまらず、ボールを回される展開に。そうしてゴール前で丸岡がファールをしてしまうと、秋田の15番に直接FKを決められ失点。



その後もミラーマッチのようで秋田を捕まえきれない展開が続いていたところ、24分辺りから4-4-2に切り替えるセレッソ。
しかし、34分。大外の沖野にボールが渡るとアーリークロス。それに13番林が頭で合わせて追加点を決められてしまいます。
3バックなら片山の居たところ、4バックにしたところで斧澤と片山の間にクロスを入れられてしまいました。

反撃に出るセレッソは41分、中島が秋田の守備をこじ開けます。
中央でボールを受けた中島は右足キックフェイントを入れ相手の守備を外すとフェイントの流れからダイレクトに左足で持ち直し右足シュート。枠内を捉えたシュートはキーパーに防がれるも、すぐさま回収し、中島はクロスを選択。
中で待っていた安藤が抜け目なく合わせて1点を返し前半は終了。

この得点のきっかけとなった中島のシュートを撃つ一連の流れは化け物感が更に増した感じがしました。DAZNの再生時間で54:25~です。ぜひご覧あれ。

後半に入ると、前日トップで出場していた片山と田中に代わりU-18の林田くんと吉田くんを投入。吉田くんは前日のプレミアリーグでスタメン登録されていたはずなので2日連続出場。

反撃に出たいセレッソでしたが、48分に週間ベストゴールに選ばれそうなゴラッソを叩き込まれ1-3。
出鼻を挫かれる形になると攻めあぐねるセレッソ。

安藤の単機ゴリ押しでの突破やタワンのスピードに乗った突破など、ゴールに迫るもののネットは揺らせず。
試合終盤には丹野とバーに救われる場面もあり、そのまま1-3で試合終了。

今年初の3連勝とはなりませんでした。

気になった選手

FW 40 安藤 瑞季

今年はコンスタントに出場を果たし、ついにシーズン二桁得点を達成。この試合でも身体を張ったポストプレーやドリブル突破でセレッソの攻撃を牽引していた。守備でも後ろの状況を確認しながらプレスをかけに行ってたり、日進月歩。来年の更なる飛躍に期待したい。

ひとりごと

あっという間に2019年シーズンのホームゲームも終了。シーズン開幕前は最下位争いすら覚悟したものの蓋を開けてみれば過去最高の結果を叩き出したセレッソ大阪U-23。
この結果は間違いなくU-18の面々の頑張りがあったからこそ。

しかし、そのU-18自体がプレミアリーグからの降格の危機に瀕している今、J3を経験した選手たちにはその集大成としてプレミアリーグ残留を勝ち取ってもらいたいところ。
普段ならU-23の次回ホームゲームを紹介するところですが、今回はU-18の次回ホームゲームをば。

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグWEST、セレッソ大阪U-18の最終節は12/8(日)13:00~、セレッソ大阪舞洲グラウンドで愛媛FC U-18を迎えての一戦です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?