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【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第17節 セレッソ大阪U-23 VS ガンバ大阪U-23

2019年シーズン前半戦を締め括るガンバ大阪U-23との大阪ダービーは1-4、高校生CBコンビ西尾くんと林田くんの奮闘虚しく、セレッソ大阪U-23史上最悪の惨敗となりました。

メンバー

セレッソはOA枠で澤上を起用。斧澤が右SBに入り、前線は山田・ピアス・澤上・安藤を並べるファイヤーフォーメーション。

試合雑感

序盤、いきなりピアスがチャンスを迎えるも決めきれずにいると、そこからはずっとあちらのターン。
懐かしの芋づる式に剥がされる守備、個人のアイデア頼みのファイヤーフォーメーション。
前半を1-0で終えることができたものの、後半早々に失点すればもはや手の打ちようなく、なぶり殺されるセレッソ。

攻撃は個人のアイデア頼みのため、再現性なくボールを失い続け、ひたすらその尻拭いを強いられた高校生CBの西尾くんと林田くん。彼らの懸命の守備だけがこの試合の救いとなりました。

試合終了間際、西尾くんが一人でボールを奪いきり、マルセイユルーレットで相手を躱す超絶個人技を炸裂させ、中島がドリブルでなんとか相手を引き付けパスを出し、ポンラヴィチュがゴール下隅へ流し込むミドルシュートを決めて1-4で試合は終了しました。

気になった選手

DF 43 西尾 隆矢

林田くんとともに懸命に尻拭いし続けた。ホントの本当に頑張った。組織的な守備が無い中で、抜かれれば即失点という場面をひたすら守り続け、一矢報いるゴールすらも彼のプレーのおかげ。ストッパーとしての能力は歴代のU-23CB陣の中で最優秀。
この試合に失望したセレッソサポーター各位におかれましても、高校生CBコンビには是非とも声援を送っていただきたいです。

ひとりごと

J3参戦4年目のシーズン前半戦を終え、首位熊本と勝ち点差6の4位に位置付け、歴代最高順位となっているセレッソ大阪U-23。そのシーズン前半戦を締め括る大阪ダービーは歴代最悪の試合となりました。

歴代2位となる4,755人の観客が詰め寄せた中で見せたそのプレーは多くのサポーターの期待を裏切るものでした。

試合終了を待たずにたくさんの人が席を離れていく光景はとても空しく、この試合を最後にセレッソ大阪U-23の試合を見に来なくなる人もたくさんいるでしょう。そういうプレーをしてしまったこの試合のメンバーたち。

U-23の選手が次々にJ2へ武者修行に出ていくなかで、U-23に残された選手がなぜU-23に残っているかを表すかのようなプレーを見せた選手たち。
高校生に尻拭いしてもらっていては、彼らのキャリアは拓けないでしょう。

次節ホームゲームは8月3日(土)19:00からヤンマースタジアム長居にカマタマーレ讃岐を迎えての一戦。

彼らはどんなプレーを見せてくれるでしょうか。

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