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【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第26節 セレッソ大阪U-23 VS 福島ユナイテッドFC

台風により土曜日から日曜日に順延となったJ3第26節福島ユナイテッドFCとの一戦は1-1の引き分けとなりました。

メンバー

セレッソは西本がスタメン復帰、GKには圍が起用されました。そして、特別指定された田平くんが初のベンチ入り。
一方、福島はセレッソ大阪U-18出身の宇佐美とセレッソ大阪U-15出身の池田がスタメンに名を連ねました。

試合雑感

セレッソは前節に続き3バック。右から桃李くん・林田くん・西尾くんのU-18トリオが並びます。
この3バックにした前節からの守り方が、人を捕まえにいく意識を今まで以上に高めているセレッソ。

この試合も開始直後から前線の丸岡・澤上・中島が前線から相手を追いかけ回し、それに続いてCHの松本くんと西本もどんどん前へ前へと食いついていきました。

この人を捕まえに行く守備の良いところが見えたのは得点の場面。
相手のスローインから前線の3枚が全員ボールサイドに寄りプレスをかけ、さらに西本がボールホルダーへアプローチしボールを奪取。
そのままカウンターに持ち込み右サイドから吉馴くんがクロスを入れ、中島が合わせて先制。
吉馴くんのクロスはここしかないというところに上手く入れてくれました。

前線から相手を追いかけ回しボールを引っ掻けることができれば大チャンスを作れました。が、決めきれなかった丸岡や澤上。

一方で人への意識が高い守り方をすることにより、蔑ろにされたのはスペースを守る意識。
撤退して守る際も5-4-1にはならずに5-2-3のように守るセレッソ。さらに前線の3人は右左中央を流動的に動き回ります。
CH脇は試合開始直後から空き続け失点への伏線となりました。

前からプレスをかけに人数を動員するも逆サイドにボールを運ばれてしまったセレッソ。帰陣するも斧澤の前がぽっかりと空き、そこからアーリークロスを入れられると、ファーサイドから折り返され中央で合わされて失点。

追い付かれたセレッソは安藤と藤尾くんを投入。安藤が独力でゴール前へ持ち込む場面もありましたが、シュートは枠に飛ばず。
逆に中央への縦パスをカットされ危険な場面を迎えるも圍のセーブで難を逃れたセレッソ。

結果、1-1の引き分けとなりました。

気になった選手

MF 48 吉馴 空矢

先制点を見事にアシスト。中を一瞥してここしかないところにボールを届けたのは見事。
縦へ仕掛ける場面も多く、私たちに楽しみを与えてくれる選手。
トップの右SBは層が薄いところ、ぜひ昇格目指して頑張ってもらいたい。

ひとりごと

U-18からの昇格選手が気になる季節になってきました。内部ではいろいろ決まっているかもしれませんが、セレッソでプロになれなくても石尾のように他クラブから声がかかる選手もきっといるはず。
シーズン最後まで自身の価値を示すためにも、U-23を利用してほしいと思う今日この頃。

次節ホームゲームは11/3(日)14:00~、ヤンマースタジアム長居にいわてグルージャ盛岡を迎えての一戦です。

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