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【シーズンプレビュー】セレッソ大阪U-23の2020年を考えてみる

気が付けばJ3開幕まであと少しとなった今日この頃。
という出だしでシーズンプレビューを書き始めようとしていたのも3か月前。
ようやくJ3開幕でございます。

J3参戦ラストシーズンとなるセレッソ大阪U-23。
昨年はセレッソ大阪U-23史上最高の成績を残した年になりましたが果たして今年はどうなるのでしょうか?

【今年の展望】

『U-23最終年、U-23枠内選手のサバイバルレース。』

Jリーグ全体がタイトなスケジュールとなる2020年シーズン。
J1を戦うトップチームの選手層をU-23がどこまで補助できるか。
シーズン前から、瀬古や西川に加えて中島や庄司、さらには田平もトップチームに帯同しており、例年以上にトップに絡む選手が出てきてもらいたいところ。

また、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2020も中止(プレミア中止によるプリンスとの合同代替リーグは開催予定)となり、U-18の選手にとってはこのU-23がプロになるための絶好のアピールの場ともなります。
今年は現時点で6人の選手が2種登録になりました。
選手の状態を見極めながらになるでしょうが、この6名以外の他のU-18の選手にもJ3の場でアピールする機会を与えて上げてほしいと思います。

さて、U-23の選手構成に目を移すと、昨年同様苦しい編成となっています。特に両SBは現状島村と吉馴の2人で担うことになりそうです。

また、西本と澤上はOA枠としてU-23を主戦場となりそうです。

あとは、U-23最終年にして監督が村田監督に変更になっています。コーチには昨年まで高知ユナイテッドSCの監督を務めていた大谷さんが復帰する形に。
そして4年間、U-23の監督を務めていた大熊さんはU-18の監督へと異動しました。
この辺りは来年以降の布石だったりするんでしょうか?

さて、来年の話をすると鬼に笑われてしまいますが、しかしU-23は今年で終了、解体されることとなります。
来年はエリートリーグ(U-21リーグ?)への参戦へとシフトチェンジすることとなります。
ゆえに、今年が終わればセレッソを去る若手選手が何人も出てくるでしょう。

セレッソのチーム全体の年齢構成的に世代交代は迫ってきています。
そこで若手たちはセレッソに残れるのか、はたまた他クラブへと移籍していくのかの分水嶺。
今年のU-23は選手をふるいにかける、サバイバルレースとなるでしょう。

U-23枠内選手にとっては、トップ生き残りをかけて。
U-18の選手にとっては、プロになるために。

U-23ラストシーズン、私は思う存分楽しみます。

【U-23枠内選手一覧】
アン ジュンス
茂木 秀
上林 豪(U-18)
下中 凌我(U-18)
庄司 朋乃也
瀬古 歩夢
田平 起也
西尾 隆矢
大橋 滉太(U-18)
吉馴 空矢
島村 拓弥
喜田 陽
松本 凪生
中島 元彦
西川 潤
吉田 有志(U-18)
前田 龍大(U-18)
ウェリング ピアス
タワン
藤尾 翔太
新保 海鈴(U-18)

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