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【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第32節 セレッソ大阪U-23 VS FC東京U-23

FC東京U-23をヤンマースタジアム長居に迎えての一戦は2-0で勝利。順位を6位に上げました。

メンバー

前日のU-18大阪ダービーにU-18の選手を総動員したため、U-18大阪ダービー出場停止だった桃李くん以外19歳以上でスタメンを固めたセレッソ。
一方、FC東京U-23はスタメン中5人が高校生。更にジャエルがOA枠でスタメンとなりました。

試合雑感

セレッソは左から瀬古、西本、桃李くんの3バックに舩木と斧澤がWB。そして中島と丸岡がCH、澤上とタワンがシャドーに安藤が1トップとなる3-4-2-1。
一方、FC東京は4-4-2。このシステムのミスマッチでセレッソは優位に立っていきます。

序盤からセレッソは3バックの数的優位を利用しボールを保持。特に瀬古が相変わらずの別格っぷりでボールを運ぶわ、えげつないサイドチェンジやロングパスを通すわで攻撃を組み立てていきました。

しかし、FC東京も4-4-2のブロックをコンパクトに保っており、シュートチャンスはあまりなく。

一方、FC東京の攻めはジャエルがフィジカルでなんとかするか、宮崎幾笑がハーフスペースに上手く位置取るところぐらいで単調なクロスも多く、セレッソの脅威とはなりませんでした。

後半になるとFC東京が攻め込む場面も増えていきましたが、59分に先制に成功したセレッソ。きっかけは安藤の前線へのロングパスからでした。
自陣深くで中島がボールを奪取すると降りてきた安藤にボールを預けます。相手を背負いながらボールを受けた安藤はワンタッチでFC東京ディフェンスラインの裏へボールを放り込みます。
それに反応したタワンでしたが、FC東京のGKの飛び出しによりタワンにボールは渡らず。しかしGKのクリアボールを拾った斧澤がドリブルでゴール前に持ち込むと冷静にゴール隅シュートを流し込みました。

その後、藤尾くんが得たPKを自ら蹴るも枠に嫌われたり、中島が負傷交代したりと嫌な空気が流れていましたが、90+1分、西本が前線でボールを拾い足裏で相手を躱すと右サイドの斧澤へ展開。斧澤は冷静にアーリークロスをファーサイドに入れるとそこに待っていたのは藤尾くん。
ヘディングでゴールへ叩き込み勝利を確信させる2点目を奪いました。

そうして2-0で試合終了。得失点差により鳥取を抜き6位に順位を上げました。

気になった選手

MF 50 桃李理永

右CBでの出場となり、31歳のブラジル人FWジャエルと対峙することになった桃李くん。フィジカル負けする場面もあれど、粘り強い守備でゴールを守り抜いたのは本当に見事だった。
残念ながらセレッソでのトップ昇格とはならなかったが、U-23での経験を新しいステージでも是非活かしてもらいたい。

ひとりごと

U-18がプレミアリーグ残留争いに巻き込まれており、U-18の選手たちは二足のわらじを履くかのごとく、シーズン最終盤に厳しい日程に晒されています。
どうか怪我の無いよう祈りながら、プレミア残留最優先に無理をさせてほしくないなと思います。

次節はいよいよホーム最終節。ヤンマースタジアム長居でブラウブリッツ秋田との対戦は12/1(日)14:00キックオフ。沖野と夛田の凱旋試合にもなります。
ぜひ皆さん、U-23ホーム最終節をご覧にヤンマースタジアム長居へ。

ハイライトのサムネが2試合連続隼輝だー!ヽ(・∀・)ノ

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