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【観戦日記】2019明治安田生命J3リーグ 第24節 セレッソ大阪U-23 VS AC長野パルセイロ

セレッソ大阪堺レディースとのダブルヘッダーとなった第24節AC長野パルセイロ戦は0-1での敗戦となりました。

メンバー

前日のダービーで出場機会のなかった瀬古と舩木がスタメンに。そして高校2年生、全少優勝世代の吉田くんが2試合連続スタメンとなりました。
また、ベンチには前日にプレミアリーグに出場したU-18の面々が控えます。

試合雑感

長野はボール保持時は3-2-4-1、ボール非保持時は5-4-1で陣形を敷きました。
長野が3人のCBと2人のCHでビルドアップするのに対して、セレッソは2人のCFに加え片方のSHを1列前へ押し出しプレスを掛けます。前線がボール保持者へアプローチに行けば後方の選手たちもそれに合わせて前へ前へと相手選手を捕まえに出ました。

しかし、この守り方ではディフェンスラインの裏や2列目と3列目に大きな大きなスペースができてしまいます。
前半から幾度となく、このエリアを長野に使われることによりピンチを招く結果となったU-23。
前日に行われた大阪ダービーでのトップの守り方とは正反対です。

連敗が続いていた状況がそうさせたのかもしれませんし、CBが瀬古と西尾くんというU-23史上最強の2人であったことから、2人ならオープンな展開になっても潰せると踏んだのかもしれませんが、あまりにも無謀な戦い方でした。

結果、長野にたくさんのチャンスを与えて前半終了間際に失点。

後半には、瀬古をビルドアップの中心に攻めようとしますが、トップのような再現性のある攻撃はなく、ひたすら個の力で何とかすることにしか勝機を見出だせないU-23。

さらには試合前日にプレミアリーグにフル出場した松本凪生くんと林田くん、藤尾くんが動員される始末。

結局、ゴールネットは揺らせずに0-1での敗戦となりました。

気になった選手

DF 15 瀬古 歩夢

ただただ格が違った。高卒ルーキーということを誰もが忘れているであろうぐらいに、ピッチに立つ誰よりも格上でした。
海外移籍するのも時間の問題でしょうね。

ひとりごと

4連敗を喫したセレッソ大阪U-23。
その中でも、久しぶりにJ3の試合に出場した瀬古は次元が違うことを見せつけました。
J3で無双しなければ上のカテゴリーではやっていけないことをまざまざと見せつけられた中で、U-23で結果を出せない選手たちは何を思うのでしょうか。

次節ホームゲームは10/12(土)14:00~、ヤンマースタジアム長居に福島ユナイテッドFCを迎えての一戦です。

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