レディースの妹分であるセレッソ大阪堺ガールズのチャレンジリーグ昇格を掛けた一戦をJ-GREEN堺へ観に行ってきました。

ノルディーア北海道と言えば、5年前にセレッソ大阪堺レディースがチャレンジリーグ昇格を決めたときの対戦相手。
何か運命的な物を感じずにはいられない巡り合わせです。

当日は市バスの遅延でJ-GREEN堺行きの南海バスに乗換失敗というトラブルもありましたが、なんとかキックオフ直前に到着。
ウルトラスの後ろに陣取って観戦。「チャレンジだけ目指して駆け抜けろ」のチャントがピッチに木霊していました。そしてウルトラスの前にはレディースの選手たちが集まり声援を送っていました。

試合の方は、18番の筒井選手のロングフィードを中心に攻めるセレッソ。筒井さんマジフンメルス。そうした中で、22番の百濃選手が相手のディフェンス裏に抜けたところをペナルティエリア内でファールをもらいPKに。
これを2番の森中選手がきっちりと決めて先制。ちなみに森中選手のチャントは扇原のチャントでした。
先制後はノルディーア北海道も巻き返しにきます。ノルディーアの監督からは横幅を広く使うように指示が飛び、サイド攻撃が続きます。そして、サイド攻撃からノルディーアが得たコーナーキック。ニアで合わせられ同点に追いつかれてしまいます。
やはり体格差があるとセットプレーはキツいですね。そうして、前半は1-1のまま終了。

ハーフタイム中にJ1最終節の途中経過を確認しながら後半へ。

選手交代を交えながら後半はサイドから前進しノルディーアのゴールへと迫るセレッソ。しかし、筋力が未発達で大きな展開を使えないガールズにはゴールは遠く、逆にカウンターからあわや失点しそうになるピンチも相手のミスに救われたりと両者ゴールを奪えずそのまま1-1のドローで1stレグを終えました。

大人相手に中高生の彼女たちが90分奮闘する姿はチャレンジリーグを戦っていたレディースを思い出させる姿でした。

来週はアウェイ室蘭に乗り込んでの2ndレグ。厳しい移動に気候も違う北海道での試合。難しい環境の中でガールズたちがチャレンジリーグ昇格を決めることができるか、ガールズ今年最後の大一番です。