『三浦春馬くん不審死について思うこと②』

【Night Diver】に関して。
記事に「表題曲」とあったのは連ドラ【DIVER】と直接の関係はなく、アルバムタイトルと同じになるからそう表現したのだと俺は思っている。
ただ、「Night Diver」はネット検索しても和訳の出てこない完全な造語であり、「Diver」自体も水産・漁港関係者、スキューバダイビングや海上スポーツ経験者など以外は日常生活では滅多に使わない言葉だ。
三浦春馬くんはサーフィンをやっていたけれど「Diver」が必要とされるのは水難事故が起きた時くらいだろうから、そんな不謹慎なワードを作詞家がわざわざ引っ張ってきて春馬くんのために詞を書くはずないし、詞全体を読んでもサーフィンとは何の関係もないことが分かる。

作詞家には一般的にレコード会社のディレクターや所属事務所の担当者から仮歌の入ったデモテープが与えられるが、その時に【楽曲全体のイメージ】や【歌う予定の歌手】や【タイアップの有無】なども必ず伝えられ、作詞家はそれに沿って作詞していく。
なので、日常あまり使わない「Diver」という言葉を何も無い状態から作詞家が自然に導き出してタイトルや歌詞に使ったとは考えにくく、やはり「Diver」と結びつく題材や素材やコンセプトを事前に伝えられ、それに沿って作詞していったと視るのが妥当であり、自然だと思う。
これは、20代の頃、作詞家を目指してビクターの作詞講座を実際に受講し、レコード会社や音楽業界のこともそれなりに学んだ者としての見立て&私見である。








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