見出し画像

「自分らしさ」なんて探してもどこにも見つからない

3月8日は「国際女性デー」だそうです。

報道を見ていて「女性が自分らしく生きるために」という言葉が多いな、と思いました。

私はこの「自分らしく生きよう」というメッセージを聞くたびに息苦しく感じます。「自分らしさ」とは何か? という問いも答えも、そこから抜けているからです。

自分らしさ、って、何でしょう。

私は、その瞬間、瞬間の選択、そしてその積み重ねのことだと思っています。瞬間の選択を繰り返してきた結果が「今の私」です。

どこかに「自分らしさ」があって、それを求めてゆくのが人生ではないのです。

過去の選択を振り返ってみることはたまにあります。それは、自分ならではの選択の軌跡です。

言うなれば、それが「自分らしさ」ということなのかなあ、と思います。「自分らしいなあ」と思ったことはありませんが(笑)

(もちろん、悔やんでも悔やみきれない選択、人様に迷惑をかけてしまったかもしれない選択、のちのち失敗だったことに気がつく選択も多い人生なのですが、その時の自分はその選択肢を選んだわけですから、今は受け入れるようにしています。受け入れられるようになったコツは、いずれ書きますね)

過去は変えられない。でも、次の瞬間の選択はまだ変えられます。未来はまだ自分の手のうちにあるのです。

未来の「自分らしさ」をつくっていくのは、これからの私自身の選択なのだと思っています。

いつかもっと年を取って、人生を振り返りたくなったときに「自分らしい生き方だったな」と思えれば、それでいいかなー。

そうするには50歳の私はまだまだ若輩者ですから、楽しみは先にとっておくつもりです。

Twitterやってます。
https://twitter.com/kisaragi_sarah




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?