「自分らしさ」って、探してもどこにも見つからないと思うんです。

毎週、週末にお届けしようと思っている連載「R-50 Ladies Only」ですが、時折、号外も届けていこうと思います。

本日は、「国際女性デー」に寄せて、ふと思ったことがありましたので。

***

今日、3月8日は「国際女性デー」だそうです。

報道を見ていて「女性が自分らしく生きるために」という言葉が多いな、と思いました。

私はこの「自分らしく生きよう」というメッセージを聞くたびに息苦しく感じます。「自分らしさ」とは何か? という問いも答えも、そこから抜けているからです。

自分らしさ、って、何でしょう。

私は、その瞬間、瞬間の選択、そしてその積み重ねのことだと思っています。瞬間の選択を繰り返してきた結果が「今の私」です。

どこかに「自分らしさ」があって、それを求めてゆくのが人生ではないのです。

過去の選択を振り返ってみることはたまにあります。それは、自分ならではの選択の軌跡です。

言うなれば、それが「自分らしさ」ということなのかなあ、と思います。「自分らしいなあ」と思ったことはありませんが(笑)

(もちろん、悔やんでも悔やみきれない選択、人様に迷惑をかけてしまったかもしれない選択、のちのち失敗だったことに気がつく選択も多い人生なのですが、その時の自分はその選択肢を選んだわけですから、今は受け入れるようにしています。受け入れられるようになったコツは、いずれ書きますね)

過去は変えられない。でも、次の瞬間の選択はまだ変えられます。未来はまだ自分の手のうちにあるのです。

未来の「自分らしさ」をつくっていくのは、これからの私自身の選択なのだと思っています。

いつかもっと年を取って、人生を振り返りたくなったときに「自分らしい生き方だったな」と思えれば、それでいいかなー。

そうするには50歳の私はまだまだ若輩者ですから、楽しみは先にとっておくつもりです。

出張先に到着したらランチに何を食べよう、というのが、目下のいちばん大切な選択なのですけれど。


Twitterやってます。
https://twitter.com/kisaragi_sarah


イラスト・加藤龍勇
スタジオぶらぶら




この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

7

如月サラ

女性、52歳。南国生まれ育ち。故郷の大学を卒業後、地元で3年間OL生活をしたのち25歳の時東京へ。アルバイト生活からいくつかの転職を経て勤続22年ののち50歳で退社。50歳から大学院修士課程に進学し、修了。好きな俳人は久保田万太郎。

R-50 Ladies Only

50歳までの経験で学んできた生き方を、自分の「いま」として正直に書いていこうと思います。喜びも痛みも経験してきたからこその、幸せに生きるヒントになりますように。タイトルに反して50歳以下の女性にぜひ読んでほしいな。きっと今より力を抜いて楽になれると思うから。男性にもぜひ読ん...
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。