見出し画像

私のお笑い史

私はお笑いが大好きだ。
特に漫才やコントのネタをテレビで見るのが大好きだ。
今だに子供たちとテレビでネタを見て、お腹がよじれるほど大笑いし、面白いフレーズは真似したりして大いに楽しんでいる。

M-1やKOCは特に楽しみで、毎年準決勝からは全ネタ見てるし、アナザーストーリーや後日トークの番組を見ては笑いを通り越して涙ぐんだりもしている。

最近ふと同世代の友人たちと比較してみたとき、周りはほとんどお笑いに興味が無い(というかそれ以外の事で忙しい)ことに気が付いた。
だーれも今年のM-1は誰が獲るかな?なんて話は付き合ってくれない。
真空ジェシカや男性ブランコ、ヘンダーソン、Dr.ハインリッヒ、なんて、今の私のお気に入りたちの話をしたところで誰も相手をしてくれない。たぶん知らない。。。

そんなお笑い格差を日々感じながら、なんでこんな距離が生まれてしまったのか考えてみると、そもそも皆の生活の中のお笑いの比重が少ないんだろうという思いに至った。そしてたぶんそれは幼少期の環境が影響しているんじゃなかろうか。。

そこで、私の幼少期を取り巻くお笑いと家庭の環境をまとめてみようと思う。

まずは家庭環境

私の家はあるものの専門の小売店をやっていて閉店時間までは基本子供たちだけで生活していた。店舗は実家に併設されているので寂しい気持ちは無かったが、そのころ商売は忙しく基本野放しだった。
また、男兄弟のみで私が長男だったのでチャンネル権は自分にあり見たい番組を見られた。
そのころのテレビは学校終りの夕方からはアニメ、夕食時はお笑い番組で埋め尽くされていた(というイメージ)。だから、最低でも1日4時間くらいはテレビを見ていたことになる。しかも、自分の見たい番組が見られるのだ。
お店が終わるのが20時くらいで片づけをして親が戻ってくると、チャンネル権は親に移るのだが、それでも横に座ってきわどい感じの番組を一緒にチラ見してた。
つまり私は家にいる時間はほぼすべての時間テレビ漬けの少年だったのだ。
家でも勉強する必要があると知ったのは中学に入ってから。

次に、私がお腹がよじれるくらい笑ったお笑い番組。たぶん他にもたくさんあったと思うんだど、変にネットで調べたりせず、記憶に鮮明に残っているものだけを書き出していく。

みごろ!たべごろ!笑いごろ!

これは年齢的に一番記憶が薄いところだが、記憶の中にハッキリと覚えている番組だ。
電線マン、伊東四朗の電線音頭、いっつも一緒に歌ってた。もうテレビの中の大人たちもテレビの前の子供たちも全てひっくるめて大賑わいだった。
こたつにのって踊るんだけど、ガンガン真似してたし怒られなかった。
小松政夫のしらけ鳥もなぜか知らないけど毎回大爆笑だった。みじめみじめぇ~って歌のラストの顔も抜群に面白かった。
うっすら覚えてるんだけど、毎度マンネリっていうテロップが出るコーナーがあって、マンネリって言葉をそこで初めて聞いて知った。
ここがお笑いの原点だったのかな。。

8時だョ!全員集合

これはいくら語っても語りつくせない、一番成長する小学校低学年時代の私の中のお笑い脳を大いに成長させた番組だ。たぶん、自分の性格にも多大に影響を受けていると思う。
土曜日が楽しみで楽しみでしょうがなかった。最初のころは加藤茶が大好きでゲラゲラ笑っていたのだが、志村けんに次第に心変わりしていった。
アホな末っ子の志村けんが、加藤茶を始めとする兄たちにそそのかされていかりや長介にいたずらする。という構図が毎回面白くて夢中になって見ていた。
最初のコントにはいくつかパターンがあって(家族、大工、戦争、学校、商店街、等)その繰り返しなんだけど、それぞれ好みの回があって(私は家族回)オープニングすぐにそのセットじゃないとがっかりしたものだった。
戦争の回はオチが大掛かりで、本物みたいな戦車が出てきたこともあった気がする。スゲーなー。
その他の小コーナーも面白いものが多く、髭ダンスやスイカの早食い、最初はグー!のじゃんけんなんかははっきり記憶にある。
観劇スタイルで生放送だったのでアクシデントも多かったがそれも楽しかった。みんなそうだったけど、観覧希望のハガキは毎週出していたが、当たった人は見たことが無かった。どれくらいの倍率だったんだろう。。
おいっすー!!!!!って言いたかったなぁ。
ちなみに、仲本工事の体操のコーナーだけは子供心にあまりハマって無かった思い出がある💦

欽ドン、欽どこ、週間金曜日

欽ちゃんにもたくさん笑わさせてもらった。
欽ちゃんの番組の場合、彼の手腕で共演者たちが面白くなっている記憶がある。
ハッキリと記憶にある大笑い場面は、欽どこに細川たかしが北酒場という歌の宣伝に来た時で、欽ちゃんにどうやったらもっと売れるか相談していた回だ。
そこで欽ちゃんは歌の合間に「ウォンチュー!」と合いの手を入れてみたらというアイデアを出したのだが、これがなんでか分らんけどメチャクチャ面白かった。
細川たかしが言われた通りウォンチュー!と歌うのだが、毎回欽ちゃんがダメだしして何回も何回もやり直させる。
そのたびに私はお腹がよじれるほど大爆笑するのだ。
この欽ちゃんがダメ出しして何回もやり直しさせる。ってパターンが結構多くてハマっていたように思える。
欽どこでは、ゲストが定食の食べる順番を当てるコーナー(何がおもろい💦)も結構記憶にある。
斎藤清六も面白かった。
のぞみかなえたまえの3姉妹のスキャンダルは子供心にしっかりダメージを受けたが、幸い私はかなえが好きだった。
欽ドンでは、山口良一の優等生コメントがハマっていた。
週刊金曜日はやり直しコントで欽ちゃんバンドというバンドをやっていたのを覚えている。
善三とゆっこはアチチだーっていうフレーズがお決まりで毎回笑ってたんだけど、それの第二弾でメラメラポッポというフレーズになったとたんにスゴイ冷めたのを覚えている。

あと、欽ちゃんで結構覚えているのが、明石家さんまが欽ドンにゲスト出演した時だ。
結構楽しみにしていたのだが、欽ちゃんとさんまの相性が良くなくてあまり面白くなかったのを覚えている。
衝撃だったのは良い子悪い子普通の子のコーナー(視聴者から投稿されたセリフを出演者が答えてその面白さを欽ちゃんが判定する)にさんまが参加した時で、突然さんまが台本通りにしゃべらずアドリブを話し出したのだ。確か、「知らん!」とか言って出て行ってしまったと思うんだけど、なんか投稿を読まないという展開とその時の受けの欽ちゃんがすごく寂しそうな顔をして「おーい、ダメだろー」とか言っていたの見て、すごいショックだった。。
会場は大爆笑していたので、なんか時代が変わるのを子供ながら感じていた気がする。私はまだ笑えずにさんまの無礼に対してプリプリ怒っていたよ。

お笑いスター誕生!!

こちらは土曜のお昼の定番番組だった。
当時私はサッカー少年団に入っていたので土曜日の午後は必ず練習があった。学校から帰ってサッカーに向かうわずかな時間の中で、お昼ご飯を食べながら大爆笑する番組がお笑いスター誕生だ。
この番組はとんねるずを輩出した番組として有名なんだけど、私の記憶の中ではコロッケで大爆笑していた思い出が大きい。
彼は細かいチリチリパーマのロン毛で男性なのに化粧してて土曜のお昼には異常な雰囲気を醸し出していた。その何か不気味な印象と、ものまねを通り越した芸に私は夢中になっていた。
毎回お腹がよじれるほど笑ったネタは、早回しの野口五郎とちあきなおみだ。特に早回しで流れる曲に合わせた野口五郎の物まね。そして、物まね中に指を鼻に入れてペロッとなめる。
これがもう子供の私のハートに刺さりまくってお昼御飯が食べられなくなるくらい笑い転げるのだ。天才だと思った。
コロッケの圧勝なのだけど、この番組の思い出として他にも好きだったのは、九十九一、小柳トムの警官ネタ、とんねるず、怪物ランドなんかが好きだった。怪物ランドは3人組で結構好きだった思い出がある。こわもての人(今の鬼越トマホークの坂井とめちゃ被る)とか、真ん中の小さい人とか今は何してるんだろう。
ウッチャンナンチャンとかも都会派の地下鉄ネタやっていた気がするな。一体何歳まで見てたんだこの番組。

笑ってる場合ですよ!

これは、笑っていいともの平日12時8チャンネルの枠でやっていた番組で、小学生の私にとっては日曜日に放映する、「もう一度笑ってる場合ですよ!」の方が毎週見ていた番組となる。
CMに入る前の「笑ってる場合ですよ、も~~~ぉ一度!」が今でも耳に残ってる。
漫才ブームで大人気となる(なっていた?)B&Bや何人かのお笑いが日替わりで司会を務めていたような気がする。とにかく島田洋七が早口でまくし立てる突っ込みが凄くて、なんか関西のお笑いパワーを始めてみたのがこの番組なのかもしれない。
東京乾電池のコーナーも面白かった。関西パワーに対して今までなじんでいるコントみたいなのをしていて、ベンガルとか高田純次が好きだった気がする。
いろいろなコーナーがある中で私が一番好きだったのが素人なのか新人なのかがネタみせをするコーナーだ。
ここに出てきた、島崎俊郎がリーダーのヒップアップというトリオに私は夢中になっていた。ネタの最後に鈴を使ってエンディングの歌を歌うのも斬新だった。「それでは、チャッチャッチャッチャッ、お別れしましょうチャッチャッチャッチャッ、~~~、ご機嫌うるわしゅう~♪」っていつも一緒に歌ってた。
このコーナーには山田邦子も出ていてバスガイドのネタをやっていた。こちらもとても面白くて大爆笑してた思い出がある。
エンディングの曲とかもとても印象的で今でもいろんなお笑い番組で使われていて、耳に残っている。

長すぎる

お笑いの思い出をさらっと書こうと思ったんだけど、自分が思っている以上に記憶に深く刻まれていてとても一回の投稿では書ききれないし時間も足りない。続きは次回にする。
いやー、今思い出してもめっちゃ笑ってた思い出しかない。自分、テレビでしか笑ってなかったんかな。。。。怖い(笑)

次回書かなきゃいけない私の主成分番組

THE MANZAI
漫才ブーム。今まではコント好き、ここからは漫才も好き。

俺たちひょうきん族
小学校高学年になって大好きだったドリフから浮気

オールナイトフジ・夕焼けニャンニャン
ここはとんねるず一色

天才たけしの元気が出るテレビ
これも笑ったなー

とんねるずのみなさんのおかげです
笑いとカッコよさが同居してた

ダウンタウンのごっつええ感じ、ガキの使い
良い年した大人になったけど腹がよじれてた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?