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英会話 43/180 シェリー 「シキホール島の呪術師」

今日は新しいシェリー先生にチャレンジ。

あまりフィリピンの人らしくない、西洋風な顔立ちだ。

とても人気の先生で、3日先まで埋まっている。この3日先まで埋まってしまうというのが実は重要で、私が申し込んでいる毎日1レッスン受講できるコースは、一度に2レッスンまで予約できるのだ。

という事は通常、明日と明後日の2レッスンを予約しているという事になる。

つまり、3日先までいっぱいだと4日先の日を予約しないとならず、2レッスン予約の内の1つを4日先に使ってしまうと、それまでは、レッスンが終わったら翌日のレッスンを予約しなければならない。なので、2日先まで埋まっている講師はなかなか予約しずらいという状況になるだ。

その人気講師のシェリー先生。レッスンスタート。

いつも恒例の自己紹介を始めて、流れで今まで行ったことのあるフィリピンの都市や島の話題になった。

その中で呪術で有名なシキホール島に行った話に興味があったらしく、どんな島だったか聞かれたので、シキホール滞在時に体験した話をした。

それはこんな話だ。

私はそのころ滞在時の週末にまだ行ったことのない新しい島に渡って1泊してみるというのを続けていて、その時はシキホール島に行くことにした。

シキホール島は黒魔術で有名で、ヒーラーと呼ばれる呪術師がいて誰かを呪ったり、体の悪い分を治したりしてくれるらしい。

せっかくシキホール島に行ったのでせっかくだからと、体の悪い部分を治してもらいに行ってみることにした。

ところが呪術師はいたるところにいて、ネットを探してもアバウトな地図(そもそも住所が無い)しかないので、だいたいの感で部落を目指して部落の住人にヒーラーはいるか?と聞いて回るしかなかった。

いくつか部落を回った末にやっとヒーラーがいるという部落にたどり着き、早速見てもらう事にした。

外見も住民も普通の山中の部落と変わらぬ感じだが、ヒーラーと呼ばれるおじいさんが出てきてしっかりライセンスカード(ヒーラーの!)も見せてくれた。

早速、厳かな感じで儀式は始まり、煙をかけられたり身体をマッサージされたりと30分ほどして終わった。

いろいろな物価と比較すると結構高めな一人千ペソ(約2,200円)を払って外に出てみると、部落に着いたときは全然いなかったたくさんの人が集まっていて、わいわい大騒ぎでニワトリを締めていた。

ここで私は、外国人が呪術体験を目当てに訪れ大枚を落とし、村人たちはその日はパーティーをするのが常で、要するに私たちはただのカモなんだなぁと悟った。

と、ここまでを英語で話をした。もちろん日本語のように長いセンテンスで説明していないので、ぶつ切りにして説明していったのだが、苦労して最後まで話し終わった後の講師の返しが、

because?

だったので、あーここまで時間かけて話して伝わってなかったんだなぁと悟った。
(オチを話したのに、その心は?と聞かれたとのだと解釈した)

こういうちょっとしたストーリーのある話は、ちゃんと英語で文章作って話せるようにしておかないといかんな。

たぶん二度と行けないであろうヒーラーのいる部落の写真も載せておく。

よく探したと思うよ。ホント。

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