新卒3年目の私が横から目線でお伝えする新卒へのメッセージ
こんにちは、副業愛好家のまきです
新卒3年目です。
この記事ではベンチャーと中小企業と大企業のすべてを3年目にして経験した私がお伝えする新卒の方へのメッセージです。
世の中にはこんな内容の記事がたくさんありますが、上から目線のアドバイスにならない感じで行こうと思います。
内容をまとめるとこちらのようになります。
・先輩もいろいろあって大変です
・敬語は恥ずかしくないようにしよう
・マナーは知るだけ知っとこう
・優先度を考えるのは難しい
・仕事では細かいことこそ気にしよう
先輩もいろいろあって大変です
私が新卒で入ったときは、自信家だったものでイキっていました。
新卒キラキラの私は将来は社長になってやるんだくらいの感じでした。
そういう目で見ると、社会人というのは忙しさに忙殺されて夢を見ていないように感じると思います。
ずっと働いていると、現状を維持することだけでも大変になっていくものなんですね。
あの先輩が手堅いことしか言わないのは、支えている家族がいるからかもしれない
あの先輩がイライラしているのは生理だからかもしれない
そういう「かもしれない」精神で優しい目で先輩を見てあげましょう。
すると、肩の力が抜けて折り合いをつけて話せるようになりますよ。
敬語は恥ずかしくないようにしよう
敬語、難しいことは知らなくていいんですけど、違和感を持たれない程度に知っておきましょう。
よく目につくのが「バイト敬語」と「社外の人と話すときの上司の扱い」ですね。
まずバイト敬語ですが、「〇〇というかたちで…」という「かたち」多用や
「〇〇というところで…」という「ところ」多用は耳に残ります。
私の周囲にいる新卒2年目男子と新卒5年目男子(先輩…)はいまだにこれを使うので、私から見るとちょっと恥ずかしいです。
これの何が問題かというと、一旦そういう言葉が気になりはじめると、その人の話が耳に入ってこなくなることなんですよね。
これは損なので気をつけたいところです。
マナーは知るだけ知っとこう
新人は嫌というほどマナー研修に行かされます。
しかし、そのマナーはキチキチしすぎて、実際に実践している社会人は滅多にいません。
「じゃあやんなくていいじゃん」と思うのですが、やったほうがいいんです。
なぜかというと「マナーに厳しいやつがたまにいて困る」からです。
全員気にしなけりゃいいのですが、気にする人が1人でもいる時点で「気にしなくていい」前提は崩れます。
その細かい人は上司かもしれませんし、クライアントかもしれません。
どこに潜んでいるかわからないのです。
前置きが長くなりましたが、まとめると以下のようなマナーは守るべきでしょう。
・見たことある人にはとりあえず「おはようございます」「お疲れ様です」だけ言っとく
・エレベーターはボタンを押せる入り口脇を確保する
・服装は社内で見て相対的にキレイめを目指す
・会議のときはとりあえず会場の準備をしておく
・議事録は言われないでもとりあえず取っておく
・メールは一瞬でも早く一度返事しておく
こんなところですかね。
特に最近は服装が緩い会社が多いですが、マナー野郎ほど気にするので気をつけてください。
社会人にとって服装とは「好きなスタイルの自己表現」ではなく、「どのように思われたいかという他人からの評価を作るもの」です。
トレンドの先端を疎ましく思う人はいても、清潔感を嫌う人はいないのが現実です。
また、エレベーターはとりあえず開けてあげればいいと思いますが、厳しい人はエレベーターのドアをボタンではなく、ドアを手で直接抑えないと「危ないだろ」と言ってきます。
その人は営業マンだったので「あなたのことを気にしています」という態度を見せびらかすエレベーターでの一番の手法がドアを手で抑えることだという結論に落ち着いたのでしょうね。
ちなみに議事録は決定事項と、誰にどんなタスクが残ったかを明示的に書いておくと良いと思います。
優先度を考えるのは難しい
仕事をする上で一番難しいなと感じるのが「優先度」の決定です。
「この仕事とあの仕事のどちらを先にすべきだろう」とか、
「この内容とあの内容のどちらを優先して書いておくべきだろう」とか、そういったことです。
なぜ難しいかと言うと、仕事全体の構造がどうしてもまだつかめていないので、「優先度を決める条件」がすべて見えていないからです。
「これまだやってないの?」と言われないようにするためには、上司や先輩がどんな優先度の感覚を持っているかを把握するのが一番です。
100%の自信がないうちは、いや、100%だと思っても最初は「こういう順番でいいですか?」と聴いてみましょう。
実は「この仕事」でも「あの仕事」でもなく「別の仕事」が優先かもしれません。
気づけたらラッキー、思ったとおりでも「おれは仕事の片付け方わかってるだろ?」アピールになります。
仕事では細かいことこそ気にしよう
最後になりますが、細かいことを気にしましょう。
プライベートでは寝てばっかりとか計画性がない人でも仕事ではミスは認められません。
たとえばこんな細かいことを気にしてみましょう。
・資料の固有名詞はきちんと正式名称で書いているか
・資料の文字フォントやサイズ、位置は統一されているか
・作業のチェック漏れがないか一度確認してから上司に提出しているか
正式名称で書いたり資料をきれいにするのは、マナーと同じく、「変なところで気にされて内容をきちんと見てもらえない」ことを防ぐためです。
ここで手間をかけておくことが後で自分のためになるんですね。
また、チェック漏れは人間必ずあるものです。ゼロにはできないのですが、当たり前すぎるミスがあると評価は下がってしまいます。
そのようなミスは往々にして(やる気がなく)作業に手を抜いてしまったときに発生します。
これを防ぐために、一度上司になった気分で自分の成果物をチェックしてから提出すると、鷹の目で見つめ直すこともできますし、おすすめですよ。
以上です!
もう一度まとめておくと以下のとおりです。
・先輩もいろいろあって大変です
・敬語は恥ずかしくないようにしよう
・マナーは知るだけ知っとこう
・優先度を考えるのは難しい
・仕事では細かいことこそ気にしよう
みなさんが活躍されることを楽しみにしています!
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