2023_1209_本読み
<851字>
冒頭の写真:
紅葉があまり美しくない今年の秋です。
夏が暑すぎ、乾きすぎ、ということでしょうか。
ドウダンツツジのここだけすごく鮮やかというところをトリミング(という感じです、まさに)してみました。
日当たりとか湿気とか、ここはちょうどよかったんでしょうね。
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12月9日(土)は以下を読みました。
『巨匠とマルガリータ』
ブルガーコフ 著
集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ
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欲しいのは、登場人物全員の呼び名と紹介リストと場所をマッピングしたモスクワの地図です。物語がどうなったかが、わからなくなってきました。
人物リストと地図、作ってみよう!
(音読した人:山崎)
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『犬が星見た』 武田百合子 著
岩波文庫
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トビリシ。泰淳が買って五匹たべ、夕食時にみんなにオススメしている生エビは、ホテルのスタッフが見ても腐っていて、そんなのをどうしてもオススメしている泰淳が変わってる人だなぁ、とつくづく思いました。
それを非難する、ばかにする、などまったくなしで、みんなの口ぶりと事実だけで描写してるのが笑ってしまう。
ふとどこで獲れたエビ?と思い、トビリシを地図で確かめると、カスピ海と黒海の真ん中位?というわけで、どっちのエビでしょう?
社会主義の巨大な人物彫刻をまったく好きで無い様子の、著者の言い表しが傑作でこちらも笑ってしまった。
(音読した人:きよもとさん)
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『漱石・子規往復書簡集』 和田 茂樹 (編集)
岩波文庫
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明治25年に入りました。漱石と子規はふたりとも明治元年生まれなので、元号の年数がそのまま年齢ですからわかりやすいです。
まずは、その年に両人に起きたことの一覧から。
漱石が早稲田大の前身の講師になったり、子規は大学を中退して新聞社に就職したり、と動きがありますね。子規の月給15円。
誰かが言っていたのですが、明治時代に新聞社に入社するっていうのは、今で言うならYouTuberになるようなもの、というのがあって、子規も漱石も新聞社員だったんだな、と改めて思いました。
(音読した人:めいさん)
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