等身大の言葉を。
初めまして、「ボカロと旅するボカロP」「ボカロと歌うボカロP」なんかをやっているKish.です。
今回のnoteに関しては、創作活動を通じたリアルな話をメインに綴っていきたいと思います。
文章を書くのは好きですが、その機会も時間も取れていません。なのでこの投稿が続くかもわかりません。
noteからプラットフォームを変えるかもしれませんし、一部の人に限定公開する形にするかもしれません。まだ何も決めていません。
それでも、まずはやってみようと思います。
「手を動かしてから考える」のが大切なんだ。
「愛憎の国」から半年
初投稿のフル楽曲「愛憎の国」という曲をYouTubeに出したのが2022年の4月15日。今日でちょうど半年が経ちました。
「愛憎の国」から半年、色々なことがありました。
これまでに3曲をリリースし、想像以上の反響ももらうことができました。(各楽曲についてはまた時間を作って何か文章を残したいな)
活動をしていく中で本当に頼もしい仲間たちにも出会うことができました。今のKish.の活動は、「僕がたまたま中心にいるだけで、一人では決して成立しないもの」です。まだまだ始まったばかりだけど、いつもありがとう。
そして、本日時点では、YouTubeの登録者は76000人、TikTokの登録者は44000人を超えています。これらの数字が、実力と乖離しているかはわかりません。
しかし、時には僕の一挙一動で数字の正負が反転してしまうものかもしれない。そんなことを考えています。
期待というエネルギーは、尊いものでありながら、リスクを孕んでいるものなのです。
背伸びをしがちな人
自分の強みの一つは「伝え方」だと思っています。これはこれまでの経験や仲間達の言葉から、段々と誇れるようになってきた能力です。
物事の魅力を、より多くの人にわかりやすく伝える。より楽しんでもらえるような言葉選びと構成、設計。時には、あえて相手を置いていくような表現をし、後から迎えにいくような伝え方なんかも。
しかし、この伝え方の巧みさの裏には、「実力以上の期待を相手にさせてしまう」という危険があります。これは結果的に相手を、期待させた分だけ大きく落胆させることに繋がります。
これが上述した「期待のエネルギーの正負が反転する」という状況です。
等身大の重要性
例えば、初対面で背伸びをしてしまい、「背が高い人」と認識されたとしましょう。あ、文字通りの背伸びです。「ん〜〜〜!!!」ってずっと背伸びしてカッコつけてるとしましょう。
そうすると、今後会うときはずっと背伸びをし続けないといけない。
それって苦しいじゃないですか。
苦しいだけならまだしも、いずれバレてしまいます。
これは変な例えですが、そうやって「取り繕い続けないといけなくなっちゃってる」状況、よく見ませんか?
僕も何度もやってしまったことがあります。
もちろん、大会や受験、就活の面接など、自己アピールをする場においては、能力を120%に見せるのも有効ですし、それもまたひとつの強みです。
しかし、口が上手いだけではいずれボロが出るのも確かです。だから、意識的に等身大の言葉選びをするのも大切なことなのではないでしょうか。
「身体に等しい大きさ」と書いて「等身大」です。
多くの人が自分のことを70%くらいしか伝えられない中で自分のことを100%伝えられればそれで十分。
実力を磨き、それを100%伝えて魅せるのが健全な形です。
偶像を育てないために
そんな背伸びしがちな僕なので、意識的にダサいこととか、情けないこととか、弱い部分も発信していこうかなって思っていたりします。バランスを取りにいく、というか。
これは「自分に対するハードルを下げる」という意味では甘えのようにも思われますが、その甘えが必要である、という僕の実力なのでしょう。
こうでもしなければ、どんどん人々の中で理想的な人格「偶像」が育っていってしまい、それに従って行動を自分のデザインしていく必要が出てきてしまいます。
自身が育てた偶像を、割り切って愛せるタイプのアーティストもいるかもしれません。
それを「ブランディング」と呼ぶこともありますが…僕は行き過ぎたくらいの正直者なので、自己矛盾を抱き続けるのは苦手です。
最後に
リハビリ的に文章を書いてみたので、自分でもまともな文章が書けているのかよくわかりません。しかし、出してみることに意味がある、ということで。
ここまで書いたように、質が高いことだけが正義でもないんですよね。今の自分を、ありのまま出してみる。大事。
そういえば…直近の曲もそんなメッセージだった。
「マスク取っちゃっていんじゃない?」って。
次の更新がいつになるかはわかりませんが、少なくとも今は書いてみてよかったなあと思えています。こうして最後まで読んでくださる方のおかげです。
フォロワーが10万人とかいると特別な扱いをしたくなるのもよくわかりますが、案外なってみると普通の人間です。あくまで1対1の感覚でコメントを読んだり返したりしています。他の方もそうなんじゃないかな。いつもありがとうございます。
あ、よかったら「いいね」して読んだよって教えてくれると嬉しいです。
それでは、またね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?