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読書備忘録26

この本に求めていたコト

確固たる意見がとても大事だと思ってきたが、人生を振り返ると、自分に自信がなく、人の意見に納得したり、ブレたりすることが多かったなと。自分の意見だと思っていても、ソースは人の意見であったり、どこか人のふんどしで相撲をとっていたんじゃないかと不安になり、自分を振り返る意味でもこの本を購入した。

感想

意見に正解も間違いもないこと。これまで、どこか答えを近道で求めていいと思っている。自分に自信がないことを言い訳に、答えに近い誰かの意見を探している自分がいたな、と反省した。意見と反応の違いについて記載もあり、これは勉強になった。書籍内で書いてあったが、Twitterでは、誰かの意見にコメントが寄せられることが多いが、その内容も、反応であることが多い。一見、誰かの意見に対して意見を返しているように見えるものでも、それは意見ではなく、反応であることが多い。意見と反応の違いは、「どのポジショニングから物事を言っているか。」例えば、「新しく新企画をつくる検討をしたい。今日は●●について新企画の案を考えてきたが、これについてみんなの意見を聞きたい」といった意見が誰かから述べられたとする。この意見に対して「賛成です。なぜならば~」や「反対です。なぜならば~」などの意見出しがあれば、意見に対する意見になる。一方で「その企画を遂行するための予算をどこから捻出するのか?」といった返しがあれば、これは反応になる。

つまり、意見に対して賛成・反対といった自身の発言のポジションを明確にしている発言こそが意見である。これは、確かに・・・。と感じた内容であった。

意見の定義に関してとても学びになったが、個人的には、意見に正解も間違いもないこと。これが一番心に響いた。人の顔色を伺う必要なんてない。自分の意見をまず明確にすること。読書もそうだが、インプット中心になっているきらいがあるので、アウトプットを重ねていき、自分の意見を述べる機会を増やしていきたい。

もともとnoteで読書感想文を書こうと決意したことは、アウトプットの練習と自分の意見を明確にすることが目的であったので、これは継続してやっていく。また、読書感想文にのみならず、新たにやっていきたいことがあるので、それはまた、noteに書いていきたいと思う。

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