このツールは降霊術の一種を活用したものとなります。

日本では通常、狐の霊を呼び出す行為と信じられており、そのため狐狗狸さん（こっくりさん）とも呼ばれていたこの手法ですが、科学的見地からはこれは心霊的な要素ではなく意識に関係なく体が動くオートマティスムの一種と目されてきました。

オートマティスムとは、心理学用語で「筋肉性自動作用」。あたかも、何か別の存在に憑依されて肉体を支配されているかのように、自分の意識とは無関係に動作を行ってしまう現象などを指します。

勝手にペンが動く、勝手に体が動く

しかしトランス状態においてのこれらの行為が心霊的なものではなく、オートマティスムによってのものだといって、これを「オカルト＝意味がない」と決めつけてしまうのは早計です。

100年ほど昔の話になりますが、第一次大戦後のフランスではこんな実験が行われました。

フランスの詩人アンドレ・ブルトンは精神分析などを取り入れ、新たな芸術運動を展開しようとした中で、眠りながらの口述や、常軌を逸した高速で文章を書く実験を行います。

すると美意識や倫理といったような意識が邪魔をしない意外な文章が出来上がるのです。

無意識や意識下の世界を反映して出来上がった文や詩から、自分達の過ごす現実の裏側や内側にあると定義されたより過剰な現実・「超現実」が表現でき、自分達の現実も見直すことができたそうです。

このツールにおいて、指が勝手に動いた場合で、それが貴方を含む参加者の方の故意ではない場合には、貴方たちはトランス状態に入ったと判断してよいでしょう。

※同じ姿勢を取り続けて筋肉が疲労すると、不覚筋動（力が集中しコインが動くと、今度は動いた方向へ力を入れて動かそうとする意識）で勝手にコインが動いてしまうケースがあるので長時間は注意

トランス状態とは、通常とは異なった意識状態[、つまり変性意識状態の一種で、リハビリテーション、教育、スポーツなどの幅広い領域へと応用されています。

表層的意識が消失して心の内部の自律的な思考や感情が現れると、貴方は下界の雑音には振り回されずに、深層意識の中で相場を判断するようになります。

トランス状態の時には通常の感覚は失われ、例えば目の前でストロボを発光させても反応しなくなるし、からだの一部に針を刺してもそれを感じないほどです。

さらには脳ではアルファ波〜シータ波が優勢になり、普段の貴方とは違う視点で物事を判断するようになります。

そもそもアルゴリズムやエリオット波動などのチャート分析の手法は、別にチャートに線を引かなくてもトランス状態の中で眺めてみれば直感的にわかるものです。

シャーマンがトランス状態の中で天気を読んだり出来るのも、衛星で空の状態を見るでもなく、深層意識の記憶とその場の気温、湿度などを肌で感じ取ってそれを過去の記憶と無意識に照合しているようにです。

前置きが長くなりましたがツールを添付します。

■用意するもの

①コイン（何でもいいです）

②メンバー（自在にトランス状態に入れるようになれば一人でも可）

これだけです。

メンバーに関しては、トレードをしたことがある人、そして表にある全通貨の日足くらいは一度見ておいた方がいいでしょう。（ぱっと見くらいで十分です。仮に忘れてしまっていたとしても深層意識には存在しますので）

あとは疑わないこと。これが一番大事です。

貴方が霊や超常現象を信じない方でも問題ありません。心霊現象を信じたくないのなら、このツールを科学的見地に基づいた、オートマティスムと捉えていただけばいいだけです。

なかなかトランス状態に入れない（勝手に指が動かない）という方は、少しお酒を飲むくらいでもいいかもしれません。

リラックスがとても大切です。緊張を緩和しましょう。

心の中から何もかもを消していくイメージです。

※おすすめは参加者の中に誘導係（声かけ係）を作って、下記のセリフをゆっくり読み上げてあげてください。

頭の中にゴミ箱を作って、貴方がPCでやるように、ファイルをどんどんゴミ箱に移していくイメージです。

どんどん捨てていきましょう。

今朝食べたもの、今一番いやなこと、どんどんゴミ箱に移しましょう。

会社のこと、トレードのこと、初恋のこと、どんどん捨てましょう。

※具体的な単語を出してどんどん捨てましょうと言ってください

これを繰り返すと頭が微妙に揺れだしてくると思います。

そうしたら

「いいですか、ごみ箱を空にしますよ？」

「はい、空になりました」

と言ってあげてください。

そこからです。

ではBTCFOXに質問をしてみましょう。

貴方が知りたいのはどのコインのどんな未来に関してですか？

好きなことを問いかけてみてくださいね。

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ではこれでマニュアル解説はおしまいです。

これを読んでくださった皆様に神様のご加護がありますように。