競争から共創へ
先月、県内の某工業高校から派遣依頼をいただき、先生方の校内研修会のファシリテーターを務める機会をいただきました
『学力向上プロジェクト』のメンバーを中心とした先生方の前で、部外者であるボクが『しつもん』と『マインドマップ』を使い、先生方が描くゴールを明確にし、そこに近づくお手伝いをさせていただきました
世の中を変えるのは、『よそ者』『若者』『バカ者』だと聞いたことがありますが、まさにそれを目の当たりにできることを楽しみにしていました
そして、『子どもたちのために、現場の最前線で試行錯誤している先生方の力になりたい』という夢を持っているボクにとって、初めての経験であり、そしてその夢が叶った瞬間でもありました
いただいた2時間でファシリテートした内容は以下の通りです
1. 挨拶、自己紹介
2. ペアワーク①『2018年の残り3ヶ月でやりたいことは何ですか?』
3. 聞き方(笑顔、うなずき、あいづち)と3つのルール
4. ペアワーク② 『教員として大切にしていることは何ですか?(過去+、過去−、未来−、未来+)』
5. 『私たちが見たい生徒の姿』をキーワードで書き出す(付箋)
6. グループワーク① 「出てきたキーワードをグループ分けし、グループ名を考える」
7. 「1分で分かるマインドマップ(動画)」
8. グループワーク② 「テーマに沿って、出てきたキーワードをマインドマップ化する」
あくまでもボクは部外者のファシリテーターということを忘れず、無責任に進めていくことを意識し続けたおかげで、最後はボクのファシリテートなしでも先生方同士がどんどん対話し、具体的な場面やアイデアを基にしながら発想や連想を楽しんでいる姿が印象的でした
職員会議をはじめとする、各課・各教科会議に学年会議、各種委員会や各係、クラスの話し合いや部のミーティングなど、現場の先生たちが関わる『対話』のシーンはとても多いのです
が、そこできちんと対話ができているのかというとなかなか頷きにくいのが現状だと思います
ともすれば『閉鎖的な社会』になりがちな学校という中で、今回の機会は未来を感じることができました
今回の教員研修をはじめ、最近は色々な会議やミーティングでファシリテートさせていただくことが増えてきました
そんな中でボクが意識していることや、気づいたこと・感じたことが、同じような場面で困っている方々の力になればいいなと思います
次回に続きます
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