雨の日の夜空

一日中雨が降っていました。いやだなあと思ってレインブーツを履く、そんな日。蒸れるのが苦手なのです。

足元にストレスを抱えながら、学業を終え、帰る。駅で母と落ち合い、ご飯を食べた後の帰り道のことです。

車に乗ってすぐさまレインブーツを脱ぎ、外を眺める。そういえば、運動して疲れてたなあと横になる。そのままボーっと窓の外を見続けていた。当たり前だけど、信号があるから時々停まる。そして、走る。停まる。走る。

ずっとみていると、ふと何かに似ている気がしてくる。停止している時に窓に雨の雫が溜まる。動き出すと流れ出す。これ自体は見慣れていたけど、たまに街灯が通り過ぎる。そうすると、溜まって大きくなった雫だけ光を捉える。そして流れる。あっ、と気づく。

流れ星だ。

寝転がって、空を見上げている形になっているからなおさら星を意識してしまう。そんなことは頭の隅に、流星群を何度も見ては喜んでいました。ほんもの見たことないけど。

#日記 #雨 #夜空

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