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2021年の総括と今後の目標

地元の水産研究所に勤務して、早いもので約2年が経過。

1年目は海藻養殖支援などの業務を任されたばかりで、内容もよくわからずに何となく毎日を過ごしていました。
そこで、2年目のテーマは

「自ら考えて、主体的に業務に取り組むこと」

を掲げました。
以下 代表的な取り組んだ事
・毎日7時に出勤し、30分間の読書
・高温耐性種苗の作出を目的としたワカメの品種改良
・アカモクの養殖マニュアル作成
・幅広い地区の漁師さんとの密な関係づくり
・A4用紙を利用したメモ書き
・twitterによる水産の情報発信

上記の取組のおかげもあり
ワカメの生活史の理解度が深まり、生長ステージごとの必要としている栄養や光環境などを理解できました。また、1年目の時より活動する地区を広げ、さらにLINEなどを活用した海藻の情報交換を漁師さんと行うことにより、密な関係性を築くことができました。年明けに何人かの漁師さんから「今年もよろしくおねがいします」とラインがきたことは、今後の取組を推進していく上での大きな一歩であり、心が温かくなる出来事の一つでした。

ありがとうございました。

2022年は、上記の取組を更に改善しつつ、2つの取組を特に意識します。

1.アウトプットする時間を増やす
2021年は徐々にですが、読書や業務の中で学んだことをtwitterで情報発信したり、毎日日記を書くなどアウトプットを増やしてきました。ただ、読書しても、どんな本だったのかを人に上手に説明出来ない時が多くありました。もちろん、読書から得た情報を元に運動やメモ書きを取り入れるなどの一定をアクションを起こしたものの、本の内容を上手く説明できないようでは物足りないです。そこで、1週間に1回(主に土日)書評をこのnotesで書きます。内容は、本の内容を説明するものにとらわれずに、自分の日々の行動に本から取り入れたいものや感情が動いたものなど幅広くしていきたいと思います。あまり範囲が狭すぎると、書くのがつらくなるので、割と自由に書きます。温かい目で見守ってください・・・笑

2.海藻養殖支援において経済的価値を追求する
私は業務で海藻類のワカメやアカモクの養殖技術支援を中心に活動しています。具体的にはワカメの品種改良や種苗の作出、アカモクの養殖マニュアルの作成などです。私は公務員ですが、お金と笑顔が大好きです・・・
ゲスいやつに見られたくないので笑顔は後付けしました! はい笑
なので、自分の目標は海藻の生産量を上げることに加えて
「どれだけの値段で売れたのか?」
「県民に美味しくワカメを食べてもらえたか?」
にフォーカスして活動を行います。

これはあくまで私の主観ですが、世の中は作ることや獲ることが目的となってしまい、人の喜ぶ姿まで想像している物は決して多くはないと感じています。例えば、水産物のブランド化を目的として製品開発を行ったものの、単価や味の問題で数量が売れないなどの事例は聞きます。
これはブランド化することばかりを目的としてしまい、消費者目線が抜け落ちているのだと感じます。もちろん、実際に売ってみないと結果は分からないので売ってみること自体には賛成ですが、撤退ラインを明確に決めるなどの引き際を作るべきです。家族に「この商品を買いたいか?」と聞いて反応を見たり、「親目線で自分の子供に商品を継続的に利用してほしいか?」など自問自答するなどはありだと思います。

私は人と海藻への思いやりを持ちながら、
数字と県民の笑顔、この2つを追求して活動を行うことによって浜の力になりたいです。

北海道でのクリオネ探し 

2022年は健康第一、そして元気いっぱいに仕事に取組みます。
明日からさあ、仕事初めだ!

北海道行きてー・・


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