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対話道の探究(2、「ちがい」について)

人はみんなちがっていて当たり前。

似ているとか、
共通しているところに仲間のような、
つながっているような嬉しい気持ちをもつことはあるけど
完全に同じということはない。

たとえ血がつながっていても、ね。

生きてきた環境も状況もちがうのだから、
親と子の考え方が全くちがうことも
目指すところが異なっていることも
当然なのだ。全く同じだったら気持ち悪い笑

理想をいえば、
話す人がどんな背景をもって今に至っているのかを
思いながら、観察しながら聞けるのがいい。

これ、トレーニングが必要な場合が多い。
実際は感情的な反応をする人が多いかな。
私もまだまだ修行中。

おすすめしたいのは、
相手が間違っている、相手がおかしいといった先入観を
一旦横におくこと。

ちがうとわかったとき、
自分の器(心と体、状況や条件など)が追いついていかないこともある。

すぐに受け止めきれないこともあるのだけれど
それでも、本音で自分にぶつけてくれたことであれば
その意思を尊重したい。

仮に離れることがあっても、
それがその人の幸せにつながっているのであれば
それが最良。

そのほうが、自分の選択に責任をもてるようになるし、自信が育つ。

対話がもたらす効果は大きい。

自分のあり方がそこに現れるだけでなく
相手のあり方までも変えてしまうことがある。

コーチングに関わる人でなくても
多くの人が、感じていることだろう。


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