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我が家に“ぷん”がやって来た

十二単‘S

2021年2月6日我が家にぷんがやって来ました。2020年12月6日生まれ2ヶ月の可愛い、ぶちゃいくネコちゃんです。私はワンちゃん、ネコちゃんに今までの人生で向き合ったことも、触れ合ったことも記憶にないほど無縁の存在でした。それがいきなり我が家のリビングにいるのです。娘は「今まで飼いたいといっても受け入れてくれなかった。だから、私は社会人になり独立して自分の意志で飼います」と宣言して連れて来ました。

ぷんちゃんは小さくて、はかなくて、可愛くて…私ははじめてぷんちゃんに食事を上げました。娘曰く「ぷんは私の大切な家族、だから我が家の家族は一人増えました、宜しく」と、それからぷんのトイレ、爪磨き、食事(えさ)、シャンプー等、初めての体験に夫と二人で笑っています。娘の長期出張時にはぷんちゃんは実家にお泊り。夫とぷんちゃんの二人暮らし中、ぷんちゃんの具合が悪くなり病院に連れていく。次第に本当に大切な我が家の娘になりました。

娘がコロナに罹患した時には、私もマスクをしてぷんちゃんと一緒に寝たり、抱っこもできるようになりました。私の妹は「え!奇跡」と叫んでいます。ぷんちゃんの甘えて泣く声、怒っている声、嬉しい声が少しずつ解るようになりました。「一切衆生悉有仏性」と教えて頂いていますが、ぷんちゃんのお陰で本当に生かされている仲間に通じ合える瞬間を味わえます。初めは苦手な人でも自然でも動物でも自ら近づいて、触れて、話して等を繰り返しているうちに分かり合えることを実感しています。ぷんちゃんを我が家に連れてきてくれた娘に感謝しています。そして夫と私が一番ぷんちゃんに感謝していることがあります。コロナ禍の3年間を在宅勤務で過ごさざるを得なかった娘に寄り添ってくれたぷんちゃんに心からありがとうと、言葉で伝えました。ぷんはふんという顔をして君臨しています。


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