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原爆の日

 皆様、お疲れ様でございます。今日は、「原爆の日」ですね。核兵器が殺戮の為に実際に使用されたという人類史に残る悲劇の日である訳なのですが、未だにこれを「正当化」しようとする考え方は無くならない様ですね。終戦時には、日本は既に交戦能力を失っていた訳ですから、当時の軍国主義国家である日本を止める為にはやむを得なかったという論理が全く根拠の無いものである事は明白です。

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 原爆投下の当事者である米国が「自己正当化」を行うのは、まあ「そうするだろうな」とも思えます。しかし、興味深い事に、「日ソ中立条約」を破って、旧日本領に侵攻したロシア(旧ソ連)も、「原爆投下」に関しては批判しているものの、ロシアの日本への侵攻が、軍国主義の日本政府を打破して日本国民を救う事に繫がったのだと「自己正当化」に余念がありませんね。

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 結局のところ、世界は、権力者による「自己正当化」に満ち溢れ、このせめぎ合いが行われているに過ぎないのでしょうね。そして、最終的に犠牲を払わされるのは、「自己正当化」を行っている権力者ではなく、我々庶民だという事なのでしょう。

「鬼滅の刃」「柱稽古編」「黙祷」「MORTAL=致命的」

「打上花火」


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