音楽を聴いてお勉強〜ケルティック・ウーマン、テイラー・スウィフト、アデル編

イギリスのかつていたケルト民族。その名を冠し、アイルランド出身の女性たちで構成されているケルティック・ウーマンの歌声は、その歌詞に魂を宿しています。言葉を大切にしたケルトの心を感じ取ってみてください。

・You Raise Me Up  2002年
トリノオリンピックで金メダリストになったフィギュアスケートの荒川静香選手がエキシビションで使用した曲として有名になりましたが、その前年ミッシェル・クワン選手がこの曲を使って演じています。力を奮い立たせ、情感を込めたクワン選手の演技は荒川選手の先を歩いていました。この歌の歌詞には力を与えてくれる何かがあります。ぜひこの歌詞からその世界を感じ取ってみましょう。

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)

2006年デビューのアメリカのシンガーソングライターのティラー・スフィフトは、女優もこなし、その表現はマルチプレーヤー。ミュージカルで有名なキャッツの映画化に際してもキャスティングされ、その歌声は折り紙つきです。



・You Belong With Me  2008年

窓越しにキューカードでやりとりする男性と女性。二人の思いが行違っているやるせなさが伝わります。ミュージック・ビデオでテイラーが自ら演じているので、その恋が実際のように見えてきます。女性に支持される歌詞は、英語のリズムとともによい英語の勉強になりそうです。実際にどこかでこのタイトルの英語が、使えたらいいですね。



・We Are Never Ever Getting Back Together  2012年

アップテンポで活舌のいい英語のリズム、でも歌詞はちょっと過激ですね。Never Everとはあり得ないくらい、二人の関係が元に戻ることはけしてなさそうですが、そう言えるのは、ほんとのところまだ気持ちが残っている気もします。はっきりしない男性に対する女性の気持ちを、テンポよく語っている歌の世界を感じてみてください。


Adele(アデル)

イギリスの国民的歌手の一人、アデルは心に染み入ってくる歌声の持ち主です。25歳にして、大英帝国勲章を授与されるほどの名誉を得てもなお、進化を続けています。

・Someone Like You  2010年
スローで聴きとりやすい英語、切ない歌声は、その恋がうまく進まなかったことを教えてくれます。歌詞が英語のセリフのようなので、実際に使えそうな表現ばかりです。歌詞の言葉の片隅に、イギリス人特有の言い回しが含まれています。何度もくり返し聴きながら、その英語の歌詞を噛みしめながら、いろいろな表現を見つけてください。


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