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スーパーサイヤ人4

すすきのの友達のバーテンから俺のトーク力を例えられて「スーパーサイヤ人4」と言われた。
というのも先週三回も社長という役職の人間から奢られた。いずれも俺のエピソードトークをして気に入られた結果だ。
すすきのという繁華街に飲みにきている自分よりもランクが上の人間を笑わせて酒までご馳走になったので、その友達は冒頭の「スーパーサイヤ人4」のようだと例えたのだ。

俺はいつか自分が負けたと思うくらい強烈なエピソードを持った人に会いたいと心から願っている。しかし、そんなありもしないものを探しているうちに気づけば誰もいない荒野に立っていた。

大学の時は自分よりも面白い人間がたくさんいて「負けたくない」と思い心から面白くなりたいと願っていた。だが当時より確実に面白くなって、話もうまくなったのに面白い人は周りにいなくなってた。その代わり「面白いフリ」「話がうまいフリ」がうまい人はたくさん見た。
強くなりすぎてしまったと心から思う。痛いこと言ってるのはわかるけど許してほしい。故にスーパーサイヤ人4。

早く超一神龍があらわれてくれないと辛い。

しばらく外に出るのはやめよう。


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