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おい俺!まだ化学科いるのかよ!


これは大学1年の自分に最もかけたい言葉の1つです。もう少し正確に言うなら

「自分の大学もっと知れよ‼︎‼︎」


と言ってやりたいです。

目次
・僕のお話
・ぴゃー
・現状2つ
・実例
・導入
・本題 (👈最悪ここさえ読んで頂ければ🙆‍♂️)
・最後に


本記事で僕は現存の学部選択の素晴らしさを語り青春ブタ野郎へ熱いメッセージをぶつけます。
特に高3〜大学1年の君に伝えたい!

その導入として僕が九州大学の理学部化学科を選んだ経緯、そして犯した過ち、というとても個人的で内輪向けの話をします。
後半が一般的な話となっておりますので、たまたまこの記事に立ち寄られて「お前個人の話になんて興味ねぇよ!」と言う方は
ぴゃ〜〜〜〜〜〜〜
と言う文字が現れるまでスキップしてその先からお読み下さい。



では。行くぜ俺の話🏃‍♂️



あれ、高校ショボくね?

僕は高校まで生粋の島んちゅ。地元の高校の数はたったの3校。大学進学を見据えてる中学生は必ず1つの高校に行き着くわけなんですよね。なぜかと言いますとその他2校からの進学はほぼ叶わなく就職がほとんどになるんです。つまり自分の高校の実態は学力ピンキリの自称進学校。学年はおよそ150人規模で有名な大学への進学といえば
九大➡︎毎年5人前後
阪大や京大以上➡︎毎年0人or数人 
トホホ…。
あ、でもこの高校は城跡がそのまま校舎になってるっていうレアな造りで正門は城門だしお濠も石垣も当時のままなんだお。凄いだろぉぉ



友達と離れたく無い!


僕は学内で優秀な成績を収めている方でした(どう足掻いても敵わないやつがいたのですが)。あ、察しの通りドヤ顔してますよ、ええ。進路指導のプロな担任が「お前、阪大いってみらんか?」と囁いてきたんですけど「んー出来れば九州は出たく無いです笑」ときっぱりと断りました。はい。
コメ1:小さな島で調子のってて草www
コメ2:島から一生でてくんな
ケンシ:誰がカッティングボードや!
コメ4:だから肌黒いんぞお前。
そうですね、これがニコニコだったらコメントは大荒れです。でも僕は友達と離れたくなかったんです!皆だいたい九州内で進学するから!こんなしょーもない動機で大学を決めました。


※上のコメント欄でわけ分からん発言をしてるケンシは同郷の友で彼のnote面白いので読んでみてください!いつも参考にさせていただいてます。
(うそ、ほぼ読んでません。あ、読めてません)
リンクはこちら👇
https://note.mu/orashi/n/n3267f655157a



さて学部きめるか…

かくいう理由で九大への進学を決意した僕ですが次なる壁は学部選択です。でました本日のメインアジェンダ。そりゃあ(どんな学部あるんやろー)って思ったら九大のHPに飛びますよね。皆さん志望大学のHPを1度は覗いたことと思います。

果たして何割ほど内容を把握できましたか?

僕は1割未満です。もちろん当時は知ったつもりになってましたが。(工学部色々あり過ぎんだろ。あ、理学部は専門的な名前で分かりやすいな。
ほぅほぅ、こんな学部があんのかぁー。)

本当に大学 理解ってんのか?高校生


少なくとも高校の僕は何も知らないまま
(化学の高校教員にでもなっかなー、まぁ違う仕事するにしても化学科って進路先が幅広いって先生言ってたからなぁぁあ)これまた、どーしようもない動機で理学部化学科に進学を決めます。





ここまでが僕個人の話🏃‍♀️💨
クスリしてるわけじゃないけど発狂しますね、お気になさらず。


ぴゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


少し長めに叫びました。
さてここから一般向けのお話です。



《現状》
それはまるで手袋をお脱ぎになった
地獄先生ぬ〜べ〜のような

大学を経たみなさんはお分かりになるハズです。高校の時の期待と大学の実態とのギャップがいかに大きいものかを(そうではない人も勿論いると思いますが)。もうこれ、ぬ〜べ〜の左手現象ですよね。僕はそう呼んでます。九大では1年時には全員が基幹教育を受講するため、授業のほとんどが所属学部は関係無しに生徒が入り混じります。そしてこの最初の1年の間に先輩の話やらで明らかになるのが所属学部の実態。

・この学部はクソ忙しい🤮 or 暇すぎる😪
・この学部はこんな事まで学べちゃう👏
    (学部の名前からはわからんやろ!)

んな、受験期に把握しきれるかぇ!!!


そうなんです。僕はこれが言いたかった。思いませんか?言いたすぎてエクスクラメーションマーク(略してエクスマ)を3つもつけちゃいました。




《続・現状》アオハルかよ。

生真面目な殿方は「いや、自分の進学希望先くらいしっかり下調べしろよwww」それはもっともなご意見です。でも、高校生の皆が皆そんな賢く生きられるとは思えないんです。(バイアスかかってるけど) 勉強もほっぽりだして部活に明け暮れ、最後の大会が終わったと思ったら息つく間もなく勉強に明け暮れ……これが青春だと少なくとも僕は信じております。

賢く慎重に失敗しないよう生きるのも1つ。
目の前のことに前のめりで馬鹿に生きるも1つ。

僕は後者です。後者の立場から話をしたい。同じ生き方をしてる君に僕の二の舞になってほしくない。



《実例》先に立たず。後悔 (倒置)

と、言いますのも。僕はいま理学部化学科に入ったことを後悔してます。以下3つに理由を述べます(このブロックは読み飛ばしていただいて🙆‍♂️)

①化学の高校教師になることの断念⇨動機の消失 ーこれは完全に高校で軽い動機でこの学科を選んだ結果。

②学習内容の将来への実用性への不満
ー講義で学ぶ内容に実用性を求めることは贅沢であり、いついかなる形で将来役に立つか分からない。という点では筋の通ってない理由かもしれません。ただ、自分が卒業後にしたいことが化学系からかけ離れてることは確かなんです。

③週4の実験+レポートで時間を奪われる
ーこれに関しては大学に通っていながら学業以外の「地方創生のための企業」「ビジネスの体験or取組」に重きを置きたがっている自分のせいに他ならず。じゃあ学校やめろ!と言われたら言い返す言葉も見つからず、元も子もないことですが。そこはご愛嬌ということで…



《本題への導入》
エヴリィ県民、カミングアウト!

僕の後悔の理由は程度が低過ぎて話にならないかもしれませんが、したいのは僕の話じゃない。「あー今の学部選びしくってんなー」と思ってるそこの貴方の隣の席の山田君や食堂でよく見かける田中君!不満を隠さずカミングアウトしちゃいなよ!君らを救いたいんだ、そして救う制度はきちんと整ってるんだよ!


現存の学部選択制度を知ることで

・本当に行きたい学部に行ける
・期待と実態のギャップも関係ない!


僕の狙いはズバリここなんです。



《本題》トゥギャザーしようぜ

予め全てを救う超救済措置を紹介します。
それは

「転学部」

こんなありがた制度、知らなきゃ損だべら!



前提として
Q.なぜ学部の実態を受験生が捉え損ねるのか。
A.それは生の声を聞かないからでしょ!
百聞は一見に如かず、百見は一触に如かず‼︎‼︎‼︎
エクスマが暴発しましたが、大学のイメージが分からないなら大学に行けば良い、そっから学部を決めればいい。その為のオープンキャンパス??いやいや、あんなの施設見学にしかならないょ。

入学して講義の雰囲気に触れて、先輩の声を耳にして、そこで初めて大学の、それぞれの学部の雰囲気を知っていけばいい。だから
受験期の時点で大学の実態をしっかり把握する必要はないんだよそこのアオハル野郎!
1年次の基幹教育期間はそのために設けられてる。はず。だからそこで学部を見つめ直して、入学して半年後くらいに申請をして転学すれば、専門色が濃くなる2年次から新たな学部、自分に最適な学部に身を置くことができるでまんねん。大学を変えるのはまた違ってくるけど…

もう1度ゆーぞ!

1年のうちに学部を見つめ直して
2年から転学できるんぞ!!!
これは知っててくれぃ。


ん、じゃーなんで僕はまだ化学科?

この制度を知ったのは僕が2回生に進級する直前、この時は既に専門性が高まってるため転学するにはもう手遅れだったんですとさ。転学したとしても来年からになるので新しい学部では2年次から。転学=留年 という方程式が僕の行く手を阻みました。




《最後に》
それは値段にならない価値になる

ただ大学の制度を褒める回になりましたが、兎にも角にも居たくもない学部に縛られる人を救いたい。そして大学も救済制度を設けてくれている。ということで僕のようなアオハル野郎が大学でも楽しい学生生活を送れるよう。

この記事を目にして救われる人が1人でも現れたらもう。プライスレス。そうなることを願ってこの記事を締めたいと思います。







果実に対して種の割合が1番高いのってびわじゃない?美味しいよね、大好き

ではまた、どこかで。


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