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春風と2月の終わり

前回のエッセイがとても暗い。

本当はもっとフランクになるはずだったのだが、もう急降下してズドンと重い。本当なら「今月は〇〇がテーマのエッセイばっかり投稿します」みたいなことをやりたいけどできない。というような内容にしようと思っていたのにずいぶんとネガティブなものになってしまった。

深夜4時過ぎともなると、大変暗いものになってしまう。頑張れないことばかり書いたので、やってみたいことも少しは触れていきたい。気になってはいるけれど、やったことがない事というのがいくつがある。やっていきたい、というあまりにも曖昧なものだ。そうしたアイデアは予告なしに試したほうがいいこともあるし、一つ一つ報告しながらやった方がいい場合もある。

私はどちらかというと、ひっそり始めるのが好きなのであまり予告はしない。ひっそりが好きというよりは、宣言してから始めるのが苦手というのが正しいような気もする。

目標は言葉にすると良いという話もあるし一方で、目標を人に話したことで満足してしまうこともあると聞く。はてさてどうしようか、と迷っている間に2月が終わった。

関西に来て2ヶ月、早いもので仕事にも少しずつ慣れてきた。家電もずいぶん揃ってきたけれど、相変わらず自炊と呼べるほどの料理はしていない。お肉を買ってきて焼く程度だ。

引っ越してすぐは、全くお金がなかったのだが働いてしばらくするとお給料も入り、金銭面に余裕が出てきた。ただ、気持ちの方はそんなにすぐに切り替わることが無いようで、まだ先月と同じような食生活が続いている。お金をかければ良いというものではないのだが、何にお金を使うかというのは最初のうちは考えものである。

何を買うか、何に使うか。家賃や光熱費を指し測りながらも、必要なものを身の回りに集めていく作業は休日にちょっとやるにしては意外とエネルギーを使う。さらに、銀行の位置関係や業務時間がまだ掴みきれず、コンビニでおろすのもなんだか癪だという理由でATMを使わないため、休日に限って手元に現金がないことも多々ある。

手元にストックしておく金額のちょうど良さは、未だによくわからない。休日のことを考えながら、あまりすることのない夜、布団の中で天井を見てはスマホをいじってまた閉じる。

今日の夜は春一番が吹くそうだ。雨の音とともに風が強くなっているのを感じるので、すでに今私の横を吹き抜けているのだろう。

暖かい春。来月は何をしようか。

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