有 / 旅する書評家

『やりたいことだけやって生きたい!』と一念発起、2年前にブラック企業を退職 ▶︎ 旅する書評家・朝活ライターとして活動中 ▶︎ わかりやすく読みやすい、癒される文章だと定評あり!▶︎http://html.co.jp/yuu_uu_
固定されたノート

悲しみも楽しみも、総量は決まっている

フリーランスとして働くようになってから、一気に1人で過ごす時間が増えた。私は元々1人でいることが苦にならない性分で、学生の頃なんかはわざと1人でいられる選択肢をとったり、自分で自分を1人にするような生き方をしていたけれど、「1人でいることが普通」な環境になると、不思議と人に会いたくなる。人が集まる場所へ行きたくなる。

1人でも作業できるのに、わざわざコワーキングスペースへ行ったり、シェアハウスへ

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ありがとうございます!好きな飲み物はほうじ茶オレです。
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ひとの願いは宝物だ

人の願いをきくのがすきだ。

鎌倉に住んでいたころ、近所の鶴岡八幡宮へヒマを見計らって通っては、ひとのしたためた絵馬を眺めてエネルギーをもらっていた。いま考えてみると、鶴岡八幡宮が近所にある環境って貴重だったなあ。

願い、祈り、想い、気持ち、夢、目標、ゴール。

よくこういった言葉には「重い」「軽い」という形容詞がついたりするけれど、ひとの願いや祈りに軽いも重いもないとわたしはおもっている。

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ありがとうございます!好きな言葉は『時間は命』です。
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さみしい、という理由で泣いた日

自宅に帰ったらそこにいると思いこんでいた、当時付き合っていたひとが、置き手紙(というより、置きメモ)を残して帰ってしまっていたときに、いちばん驚いたのは、さみしくて泣いたことだった。

わたしはそのころ20代前半で、それまで「さみしい」という理由で泣いたことは記憶になかったのだけれど、そのときはえんえんと泣いた。うんと小さいころ以来、こんな泣き方をしたことはないと、自分でも思ってしまうほどに。

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「シェアハウスに住んでいます」

「シェアハウスに住んでいます」というと、いろいろな反応をもらう。

・へえ、楽しそう~! という割と好意的なもの
・危なくないの? というちょっと懐疑的なもの
・テラスハウスじゃん! という一辺倒なもの

わたしも、実際にシェアハウスに住んでみるまでは、「わざわざ住む場所にシェアハウスを選ぶなんて、人間だいすきなひとのやることだ」と思っていた。交流がすきで、会話がすきで、ひとりじゃ5分も過ごせない

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傘をさすのがヘタ

何度自分で考えてみてもわからないことなのですが、傘をさすのが超絶にヘタです。都内は梅雨入り、ここ最近は雨の日も多いために傘をさす機会が増えているのですが、「え?傘、さしてるんだよね?」と自分でも思うくらいにずぶ濡れになります。

足元、靴下、靴の中はもちろんのこと、太もものあたりまで服も濡れ、持っている鞄の中身まで濡れ、なぜか髪まで濡れている。

何も知らない人がみたならば、傘を忘れて止むを得ず濡

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「たまには電話してください」

一人暮らしをしていた大学生のころ、なんの記念日でもないのにふと現金書留がとどくことがあった。母親からだ。

母親は、むかしから手紙やメールの文面が敬語になってしまうのがくせだ。成人してから受け取るそれらの類はもれなくすべてかしこまった敬語で、ひとはなぜ一筆認めるとなると途端にですます調になってしまうのか、不思議におもっていたものだ。

ある日、届いた現金書留のなかについでのように添えられていた手紙

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