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人生に三回あるというモテ期と、不倫の理屈の整理

以前モテについて、ほぼ完成形の理論を見つけて納得した。簡潔に言えば、所属する集団内の自他共に認める序列から、自信と落ち着きが生まれ、序列とあいまりモテになる。という話だ。なので、彼女が欲しければ色々な集団に所属するようにすればよい。可能ならば、自分が一番になりやすい集団に。




人生に三回あるモテ期

上の理屈の通りで、モテ期を言い換えるなら、人生には、所属する社会集団が大きく変貌し序列決めされる機会が三度あるということだ。

一度目 顔の造形
小学校への入学 

二度目 学生的価値観でのモテ
小学校高学年から大学辺りまでの学生期

三度目 社会人力モテ
社会人10年以後の仕事能力、経済力。


小学校に入学すると、そこそこ多人数の男女と遭遇する。対外的な意識も育ってきたなかで、その多くの人の顔が比較出来るようになってくる。多人数の保育園や幼稚園ならば、その時にも発生するかもしれない。この時点では、体の大きさにあまり差がないし、成長するものとして無視され、顔の造形ありき、ついで自分に優しい(良くしてくれるか)が基準になる。

学生として成熟する中高生になると、体つきの差が顕著になり、まずは肉体的な相対的な(相手より大きい)逞しさが求められるようになる。次いで、顔や知性や運動、特技の変数が絡みながらの指標で序列の評価が出る。

最後は社会人10年以後の社会人能力の序列が出てくる。社会人としての問題解決能力、実務力である。つまり、会社という組織の中での仕事力での序列である。高度な専門性に由来するものかもしれないし。対外的な社交性によるもの。慣れと経験によるその分野での膨大な知識量かもしれない。大きな仕事をこなし回す自信かもしれない。

学生としての基礎能力や肉体的魅力、人当たりのモテから変化し、この実務におけるモテは、その人の気質性質や、仕事への取り組み姿勢、総合的な問題解決能力に由来する。どんなに学生時代に見せた基礎能力が高くても実践できない場合もあるし、仕事に対して軽い接し方しかしてこなければ、当然その人のなし得たものや経験も乏しくなる。





不倫の理屈の解明

というわけで、先天的なものやらが特に大きい一度目や二度目よりも、その人の仕事(課題問題)への取り組み実績が反映されるのが三度目のモテ期である。

言い換えるなら、それまではあまりモテてこなかった男であっても、この社会人力をしっかり身に付けた雄であるならば、モテる機会が訪れるというわけだ。会社での序列としての評価になるわけで、相手は同じ職場の人間になるだろうし。その問題解決力で実際に助けた誰彼になるのだろう。

この構図より、必然的に同い年か年下で助ける関係の相手部下という若さの魅力をかね備え、加えて、社会人力で序列が底上げされているので、これまでの人生で比べて、一番魅力度が高い雌と縁繋がりになる可能性がある。家庭がそこそこな人でも、流される危険はあるだろうし、家庭が駄目ならなおのこと、流される危険は高まる。

後は、経済力による不倫も生じるだろう。いつの世も若者は時間はあるが、お金がない。お金がほしい。それに対応するかのように、年を取り貯蓄が増えた30代のおっさんが、その経済力で女性と遊ぶような場合だ。お金の力で底上げされたおかげで、これまでの人生で縁がなかったより魅力的な女性と縁繋がりになる可能性が増す。

性風俗や援助交際やガチ恋等の極端なものは面倒で億劫で厄介で格好悪くもある。それより、パパ活のような、あるいはセカンドパートナーとか、グレーで曖昧で罪悪感の少ない領域でお金で遊ぶわけだ。具体的には、月何回か食事やプレゼントをおごりながら、1回位は肉体関係ももつ、月数万円で女を囲うようなことになるのだろう。





終わりに

周囲で離婚した人はいるが、不倫している人は知らない。昔よりも、不倫の慰謝料とかの知識が広まって、みんな敬遠しているだけかもしれない。あるいは上手に隠しているのかもしれない。あるいは、社会人力のモテや経済力のモテとは無縁な知り合いしかいないのかもしれない。笑

とはいえ、不倫を経験している人の割合のアンケートなんかだと、なかなかの数値が出てくる。世の中には不倫が溢れている。それもそのはずで、これまで書いたように、そりゃ、今までの人生で一番の果実が目の前に転がり込んで来たら、流される人はいるよね~と思う。

自分は99%不倫はしないだろうというスタンスで、かなり愛着傾向(一度気に入ったものから変えない拘る)が強い人間だ。そんな人間が周りの男の友人を見た時に、こいつは、不倫するかしないかと聞かれたら、しそうなやつはそこそこいる。何が正解か、人生どう生きるのか。これ以上掘り下げるのは趣旨とずれるので、この辺で。不倫はそりゃ起きるよねという話でした。あるいは、モテ期がないのは先天的に恵まれていないし、仕事能力もパッとしないからだよねという(そこそこ大企業大集団企業に所属していないケース除く)の話でした。


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