見出し画像

クリップスタジオ&ワコム液晶タブレットを購入してから1年。1年でどれぐらい使えるようになったか。

2019年8月にクリップスタジオ&ワコム液晶タブレットを買いました。
液晶タブレットはWacom Cintiq Pro 16です。けっこう、お高い物です。
私は液晶タブレット初心者でした。

購入して初めて描いたイラスト↓

画像1

構図ミスやデッサン狂いは置いておいて。
初めてのわりには、頑張って描いたと思います。
迷ったのは、主線を何で描くかですね。ペンツールを使うか、鉛筆ツールを使うか。結局鉛筆ツールで描いたと思いますが、入り抜きや線の強弱がまるで無いので、いかんともしがたいです。
ともかく楽しかったのは背景に発光効果が入れられた事ですね。アナログではこういう事は私の腕では出来ません。それだけでもお高い買い物をして良かったと思います。

購入して1年後に描いたイラスト↓

arianaちゃんjpeg

これは2020年11月に描いたものです。液タブを購入してから、モノクロも合わせて24枚のイラストを描きました。
1年あればもっと描けるだろう…なんですが、私は並行して漫画も制作しているのもあって、なかなか量はこなせませんでした。
技術的な進歩はそんなに無いような気がします。相変わらずレイヤーの効果を把握していませんし、ツールもそんなに増やしていない。
ただ、デッサンを整えるのに、デジタルで描くのはとても有難いです。左右反転機能や、変形機能はとても便利。レイヤーを重ねて描いて行く手法にも慣れて、デジタルを満喫しています。

クリップスタジオ&ワコム液晶タブレットを購入しての1年を総括しますと、デジタルを使うワクワク感をひたすら楽しんだ1年でした。
私は絵を描きたい人だけれど、アナログは大の苦手でコンプレックスがありました。デジタルはそれを払拭してくれて、絵を描く苦手感を失くしてくれました。
ただ、イラストを描く技術、デッサンや構図などの力はデジタルだけではカバーできないです。ひたすら描く、そして学習する。その積み重ねです。自分とデジタルの無限性を信じて頑張る。これに尽きます。
でも人物デッサンやパースを助けてくれる機能もクリスタにはあり、補助的で万能ではないですが、かなり助けられます。3Dのデッサン人形やパース定規機能。そんな技法は邪道だ!って仰る方の気持ちもよく分かります。でも私はデジタルは絵筆のように選んで使える絵の具だと思っています。人間は道具を造り出し、それを取捨選択し続ける生き物なんですから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?