ツヤベタを研究しなければ。-クリップスタジオ-

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クリップスタジオで描きました。
ラフの段階からクリップスタジオで描いて、ベタ、トーン処理までフルデジあるで仕上げました。

キャラの人物デッサンの話は置いておきます。おかしいのは分かっています。手抜きしましたね…。

今回はツヤベタの事で語ります。決して、このツヤベタが理想では無い。
むしろ、ダメな例だと思っています。

ツヤベタに正解は無いし見本もなかなか無いと思います。
厄介なのは、ツヤベタには流行があると言う事。この絵のツヤベタは古くさいと思います。

このツヤベタは筆ツールの墨の滑らかとリアルGペンで描きました。
ツヤの部分が狭くなり過ぎだと思います。
あと、ツヤとベタの間をリアルGペンに頼り過ぎたのも、古くさくなってしまった原因だと思います。

昭和の劇画タッチのツヤベタになってしまってると思います。
私の絵はどちらかと言うと、変にリアルなので、アニメ的なディフォルメでは無い。なので、アニメ的なツヤベタが似合わないと思って、かと言って、リアルなツヤベタは嫌だ…と悩んでいるうちに迷走してしまったんですよね。

筆ツールにしてもリアルGペンにしても、一朝一夕では扱えないツールだと思います。要練習。でも頭に描くものがしっかりしていないと、いくら練習しても無駄だと思います。

ツールさばきは要練習だとして、ツヤとベタの比率、モノクロのコントラストは考えないといけません。昭和チックで古くさくなっている原因に、ベタの比率が高過ぎるのがあると思います。令和ではもっとツヤ部分が多い。それか、思い切ってベタ一をもっと多くして、ツヤ部分はトーン処理などにしてモノクロ写真のようにするのでは。

ツヤベタはプロとアマチュアの差が顕著に出る部分だとも考えます。頑張ります。

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