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合格よりも自分に勝てたことが嬉しい

皆様こんにちは、セカンドキャリアサポーターの小池パイセンです。
初めての方、ようこそ起こしくださいました。
いつもご覧になって頂いている方々、本日もご覧くださりありがとうございます。

4月末で第20回キャリアコンサルタント資格試験が締め切られましたね。
私の実技試験を落ち続けた経験を少しでもお役立ちが出来ればと思い・・・いらないお節介であると感じながらも振り返って書き留めてみました。

第17回、18回と落ち続け、3度目の正直で第19回国家資格キャリアコンサルタントにやっと合格出来ました。
養成講座をヒューマンアカデミーで受講終了し、資格試験は日本開発協議会JCDAで受験を、養成講座とは違う団体(ヒューマンアカデミーはキャリアコンサルティング協議会)で試験に臨みました。

学科試験は合格し喜びも一瞬でかき消され、実技試験(論述筆記試験+面接試験)は散々な結果が私を待ち受ける現実が・・・。
面接試験は17回よりも18回の採点が落ち、「何、この点数は・・・」我ながら凹みぐあいは半端でなかったです。営業職を38年と4か月の人に関わる仕事経験は、実技試験には、まったく歯が立たなかっです。

18回の結果が届いてから半月くらいでしょうか、体の中からの叫びが聞こえたのは、「これって・・・」と閃き、ヒントのような声が・・・。
試験機関であるJCDA(日本キャリア開発協会)を合格するためには実技論述筆記試験の点数を上げれば合格出来ると確信めいた対策が自分の中で方向が定まり、これから向える第19回の試験までに何をすればと勉強課題を作る自分になってました。
17回実技論述筆記試験14点(50点満点)・面接試験57点(100満点) 合計71点
18回実技論述筆記試験28点(50点満点)・面接試験53点(100満点)合計81点
合計点90点以上が合格(※ただし各60%以上の得点)

合格への作戦開始です!!  
第19回の仮想点数を実技論述筆記試験35点以上、
面接試験60点以上で合計95点以上を狙う計画です。

合格への作戦1.
課題としている論実試験対策を、前回教えて頂いたキャリコン1級を取得され、障害者の支援の仕事をされている方を先生としてお願いしました。勿論、有料です。過去問題3回を解いて郵送で送り、添削をして頂き郵送で返してもらう勉強です。
あとから振り返ると一番自分にとって成果が得られた教えであったと感じてます。
解答を先生に送り、返信が添削ではなく、ひとつひとつの問いに質問が書かれています。「事例ⅠとⅡの問題では受験者に何を確認するために出題されているのでしょうか?」「出題者の意図は何でしょうか?」と・・・添削してもらい、その解答を正しく暗記する勉強する私が考えていたプランは出来なくなり、この問題に自分はどう関わるっていくのかに思考が完全に変わりました。

先生から添削の返信

先生からの金言は「論述過去問題を毎日解いていれば、必ず面接試験のロープレが理解で来ますよ」でした。これは使わない手はないですよね、
筆記試験時間は50分で長いように思いますが、面談をしている文字を読み、把握して、それから4つの問いに進んでいく。最後まで書ききれるかギリギリの戦いなんです。

合格への作戦2.
・毎日、毎日、第16、17、18回の過去問題を廻して練習しました。毎日やるので50分の時間が時計を見なくても体に染みついてくる。そして問題の解き方に自分の型が出来上がる。利点は数多く得れるんです。
・それ以外の追加練習は、読売新聞を購読しているので投稿者から「人生相談」に自分で見立てをしてから解説を読む。
・一面の「編集手帳」の書き写しは字が汚いので、実務としてペン習字ではなく新聞を選びで文字書き勉強をする。

毎日の日課にしていた過去問題の取組み

合格への作戦3.
面接試験対策ですが、ふたりがロープレ(仮想面接試験)練習におつき合いを、ひとりは既にキャリコン資格取得者で人材派遣会社勤務、もうひとりは今回の19回試験を受けられる方に力をかしてもらえた。
涙が出るほど嬉しかったです。
前回、第18回の面接試験では、相手役の話が、感情が、聞こえない、聞き取れない。試験が終わってから自分が何を話したのかあまり覚えていない。
何で、何でと考えました。そんな自分になったことに過去も振り返り、落ち込みました・・・。自分を追い詰めていくと、違う自分が出て来るんですね、キャリコンで言うと「経験代謝モデル」ですかね。
こんなことを考えて落ち込んでました。「自分らしさが消えている」。「型にはまってしまっている」。一番は、「人に良くみられたい自分がいる」。人の目を気にしている自分が居て情けなかった思い出です。

そして、4月19日に合格通知と採点結果のハガキが届き、
論実筆記試験では38点。そして、面接試験は71点。合計109点
満足の結果に。


今、国家資格キャリアコンサルタント試験勉強を振り返ると、一番嬉しかったのは試験合格したことよりも自分自身に勝てたことが嬉しいです。そして、この学びをこれからの仕事「アスリートセカンドキャリアキャリア支援」に活かすこと。
ひとりでも多くのアスリートに、第二の人生を輝いてもらえる支援をしていくことです。勉強はこれで終わりではなく、一生勉強を続け、毎年1つ資格習得を目指します。

「キャリア形成とは人が幸せになる道。そして社会がより成熟して行く道だと考えます。」  立野 了嗣(ACDA会長、前NPOキャリアコンサルティング協議会会長の言葉より)

試験勉強に使った参考書
「経験代謝」によるキャリアカウンセリング(立野 了嗣 著)
 https://www.j-cda.jp/teaching-materials/book/book01.php
 
 原田正樹@みんなで合格キャリアコンサルタント試験
 https://twilog.org/masakyharada
 
 キャリアコンサルティング理論と実際(木村周著)
 https://e-4clover.com/gakka/howtostudy/
 

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